AIとデータ連携基盤を統合 農業情報研究センター開設 農研機構2018年10月2日
農研機構は10月1日、農業・食品産業分野のスマート化とAI人材育成のため、理事長直属の農業情報研究センターを開設する。
同機構は、農業・食品分野で政府主導の「超スマート社会」の実現に向け、農業情報研究センターをつくば市観音台の本部地区に開設する。
同センターの開設目的は、農業データ連携基盤の長期安定運用と、最新のAI技術と統合した独自の農業AI研究の推進、これを活用して農業の30重要課題を解決するICT人材育成の3点だ。
外部からAI研究の第一人者を研究責任者に招聘、民間企業の研究者も受け入れ、産業技術総合研究所や主要大学とも連携し、職員約30名で発足するが、平成31年度中に約50人に増員予定。AI研究要員約200人をOJT教育により2025年までにAIとビッグデータを活用できる担い手に育て、政府目標を達成する計画。
寺島一男理事の下、本島邦明総括調整役がセンター長に就任する。
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