秋田で地熱発電所建設へ 環境アセスメント開始 出光2018年12月13日
出光興産(株)、国際石油開発帝石(株)、三井石油開発(株)は、秋田県小安地域で地熱開発の共同調査を行ってきたが、本格的な事業化推進を目的に「計画段階環境配慮書」を経産大臣などに送付。環境アセスメントに着手したことを12月10日発表した。
出光をはじめとする3社は、(独法)石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)の支援制度を活用し、2011年から秋田県小安地域で地熱開発の共同調査を行ってきた。
地熱発電は天候に左右されず、安定的に電力供給が可能な『再生可能エネルギー』として注目されていて、東日本大震災以降国内各地で調査・開発が進められている。
秋田では環境影響評価法に基づき、かたつむり山発電所(仮称)設置に係る「計画段階環境配慮書」を経済産業大臣、秋田県知事、湯沢市長へ送付し、環境アセスメントへ着手する。
これで建設に向けた行程の第3段階終盤に差し掛かる。今後は実証実験を行い、事業化可能と見込まれれば発電所建設となる。
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