農地価格24年連続で下落 田畑売買価格調査2019年3月25日
全国農業会議所の平成30年田畑価格調査によると、純農業地域の農地価格は24年連続で下落しており、その要因は「農地の買い手の減少」が中田、中畑ともに3割を占めている。
純農業地域の農用地区域の農地価格は、中田が10aあたり118万2000円、中畑が87万2000円となって下落した。
中田、中畑価格ともに平成7年以降24年連続の下落。
ブロック別にみると、沖縄(中田)を除くすべてのブロックで下落した。
中田価格は、関東(▲1.6%)、北信(▲1.9%)、近畿(▲0.6%)、中国(▲1.5%)、九州(▲1.8%)で下落幅が拡大した。
中畑価格は、北信(▲1.8%)、中国(▲1.8%)、九州(▲1.6%)で下落幅が拡大した。
価格の下落要因としては、農業への先行き不安や賃借の増加等による「農地の買い手の減少や買い控え」が最も大きく、次いで、中田では、「米価など農産物価格の低迷」(22.8%)、「後継者不足」(14.2%)、中畑では、「後継者不足」(18.3%)、「生産意欲の減退」(16.7%)が続いている。
(関連記事)
・生産組織の全面受託料は上昇 農作業料金・農業労賃に関する調査結果 全国農業会議所(19.03.25)
・【機構改革・人事異動】全国農業会議所(4月1日付)(19.03.25)
・【人事異動】(一社)全国農業会議所(部長級以上)(18.06.22)
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(125) -改正食料・農業・農村基本法(11)-2025年1月18日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践 (42) 【防除学習帖】第281回2025年1月18日
-
農薬の正しい使い方(15)【今さら聞けない営農情報】第281回2025年1月18日
-
イタリアはラーメンブーム【イタリア通信】2025年1月18日
-
「一揆は対立ではなく連携へののろし」 この機逃せば農村消える 山形県の農家・菅野芳秀さん2025年1月17日
-
鳥インフルエンザ続発 愛知で国内30例目、千葉で31例目2025年1月17日
-
米の作況指数 「農水省発表マイナス5が新潟の実感」 新潟大・伊藤助教が指摘2025年1月17日
-
鳥インフル 米デラウェア州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年1月17日
-
令和6年度スマート農業アクセラレーションサミット開催 JA全農2025年1月17日
-
(418)日本初のグローバル化の功罪【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年1月17日
-
【JAトップ提言2025】有機農業で次代に活路 JA常陸組合長 秋山豊氏2025年1月17日
-
【JAトップ提言2025】環境と農業の両立に的 JA秋田中央会会長 小松忠彦氏2025年1月17日
-
生産者にZ‐GIS活用講習会 JA全農2025年1月17日
-
JA広報大賞 JAふくしま未来に決定 JA全中2025年1月17日
-
農業界特化就活フェア「あぐりナビ就活FES.」東京、大阪で開催 アグリメディア2025年1月17日
-
「2024年度 GAPシンポジウム」開催 日本生産者GAP協会2025年1月17日
-
適用拡大情報 殺虫剤「ベリマークSC」 FMC2025年1月17日
-
適用拡大情報 殺虫剤「ベネビアOD」 FMC2025年1月17日
-
日本生協連「くらしと生協」包丁研ぎの魅力を伝えるアニメ動画を公開2025年1月17日
-
東大阪農業PR大使・シャンプーハットてつじ密着取材「ピカッと東大阪」で公開2025年1月17日