日米FTAの危険を訴える 緊急集会2019年5月23日
金子勝さんと孫崎亨さんによる講演など
TPPプラスを許さない!全国共同行動が主催する「ストップ!日米FTA──私たちの暮らしを守ろう」と題する緊急集会が、6月11日(火)に参議院議員会館行動で開催される。
内容は、金子勝さん(立教大学大学院特任教授・慶應義塾大学名誉教授)と孫崎亨さん(元外務省国際情報局長)による講演とディスカッションを予定している。
日米貿易交渉について、政府は相変わらず「TPPが最大限」と繰り返し、茂木敏充内閣府特命担当大臣(経済財政政策)は「ライトハイザー氏に確認をした」、4月の協議では「交渉範囲を議論したのでなく、農産品・自動車など議論の順序を議論した」と訳の分からないことをワシントンでの記者との"ぶらさがり会見"で言っている。ところが、安倍首相とトランプ大統領の両首脳の共同声明を読み込めば交渉範囲は青天井であることが分かる。
一方の米国は、22項目の「対日交渉目的」の内容を読み込んでみるとTPP以上の要求が並んでいる。
こうしたなかで、「TPP阻止国民会議」「STOP!!TPP市民アクション」「平和フォーラム」が共同事務局となり超党派の幅広いネットワーク「TPPプラスを許さない!全国共同行動」が、6月に日米貿易交渉の問題点を明らかにするシンポジウムを開催する。開催日時・場所などは次のとおり。
【シンポジウムの概要】
○日にち:6月11日(火)
○時間:16:00?19:00(入館証配付は15時半から)
○場所:東京・参議院議員会館講堂(最寄り駅・地図は案内図をご覧下さい。)
○講演者:金子勝さん(日米貿易交渉の構造的分析を期待する)
孫崎亨さん(日米貿易交渉の外交的側面から迫ることを期待)
○資料代:800円
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