世界トップレベルのスマート農業実現などで産官学連携協定 北海道大・岩見沢市・NTTグループ2019年7月3日
北海道大学、岩見沢市、NTT、 NTT東日本、NTTドコモは産官学連携で、将来の革新的ネットワーク技術を活用したスマート農業の適用に向けて産官学連携協定を締結した。
最先端の農業機械の自動運転技術に高精度な位置情報、第5世代移動通信方式(5G)、AIなどのデータ分析技術を活用し、世界トップレベルのスマート農業の実現と社会実装をめざす。同時にスマート農業を軸とした持続可能な地方創生・スマートシティのモデルづくりに取り組み、就農人口の減少や高齢化が進む日本の農業の課題解決と世界の食料不足改善への貢献をめざす。
北海道大学は、岩見沢市などをフィールドとした近未来スマート農業技術の実証に取り組み、自動運転農機のロボット化やベテラン農家の匠の技をデータ化・活用した農業の実現を研究している。
また、岩見沢市は「農業を軸とした地方創生」を掲げ、ICT による「市民生活の質向上」と 「地域経済の活性化」に取り組み、全国に先駆けたスマート農業実現に向けた環境整備などを進めてきた。
一方、NTTグループは、 研究開発やICT基盤、人材など様々な経営資源や能力を活用しながら、デジタルトランスフォーメーションの推進による社会的課題の解決をめざしている。
今回の産官学連携協定は、「高精度測位・位置情報配信基盤」「次世代地域ネットワーク」「高度情報処 理技術およびAI 基盤」の3つのテーマをもとに取り組んでいく。
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