企業の農業参入でフェア 農水省と日経ビジネス2019年9月25日
農林水産省と日経ビジネスは、農地中間管理機構(農地バンク)を活用した企業の農業参入を促進するため、10月31日東京と11月11日大阪の2会場で「農業参入フェア2019」を開催する。
同フェアでは、先進事例の発表や、農業参入を希望する企業と、企業を誘致したい地域の具体的なマッチングを行う。
平成21年の農地法改正により、リース方式による企業の農業参入が全面自由化された。改正前の約5倍のペースで一般法人が参入(29年12月末現在、3030法人)するなど、農地を利用して農業経営を行う法人は着実に増加している。
同省は、参入企業が地域の農業の担い手となり得る存在であり、地域農業の発展に大きく貢献できることから、特に担い手が不足する地域において、企業の農業参入を積極的に推進していく必要があると評価。
また、農地バンクを活用することで、これまでのように農地の所有者と個別に交渉する必要がなくなり、まとまった農地を一括して農地バンクから借り入れることができ、より参入しやすくなっている。
こうしたことを踏まえ、農水省は、農業参入を希望する企業と、企業を誘致したい地域などの関係者を一堂に集め、先進事例の発表や、都道府県、農地バンクと参入希望企業とのマッチングブースの設置などにより、具体的な企業の農業参入につなげていくことを目的に、同省と日経ビジネスの共催で開催する。
概要は次のとおり。
◆開催日時と会場
【東京会場】
▽日時 10月31日(木)13時?17時30分(開場12時30分)
▽開場 東京国際フォーラムB7
▽所在地 東京都千代田区丸の内3丁目5?1
【大阪会場】
▽日時 11月11日(月)13時?17時30分(開場12時30分)
▽開場 グランキューブ大阪イベントホール(D+E)
▽所在地 大阪府大阪市北区中之島5丁目3?51
◆主催
農林水産省、日経ビジネス(共催)
◆内容
▽セミナー
・参入企業による先進事例の発表
・企業を誘致したい都道府県、農地バンクによるプレゼンテーション
・企業参入のポイントの解説など
▽個別の相談ブース
・企業を誘致したい地域や新規参入を検討している企業などの個別の相談に応じるブース
・農業法人などが農業経営に関する個別の相談にに応じるブース
・(株)日本政策金融公庫が資金面に関する相談に応じるブース
・国が制度面に関する個別の相談に応じるブース
◆参加方法など
▽参加費用 無料
▽申込方法 農業参入フェア事務局の日経BP社のセミナーサイトから申し込む。各会場ごとのURLは次のとおり。
○東京会場:https://www.nikkeibp.co.jp/seminar/atcl/semi/nb191031
○大阪会場:https://www.nikkeibp.co.jp/seminar/atcl/semi/nb191111
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