食料自給率向上をどう図るか 農業協同組合研究会が研究会2019年11月5日
農業協同組合研究会(谷口信和会長)は、12月7日に第30回研究会を開催する。今回のテーマは、「食料自給率の向上をどう図るか=食料・農業・農村基本計画に求められるもの=」
2000年から開始された食料・農業・農村基本計画は、概ね5年ごとに変更することとされている。現在、来年3月の第5次決定の時期をむかえ、食料・農業・農村政策審議会で集中的な議論が行われている。
その中心に食料自給率問題があるが、過去4度の目標はいずれも未達成であるばかりか、2018年度にはこれまでの最低水準の37%にまで低下している。
しかもTPP11や日欧EPAの発効に加え、日米貿易協定が署名された上に、豚コレラの発生など日本の食料安全保障には赤信号が点りだしている。
今回の研究会はこうした実態を踏まえ、基本計画が食料自給率向上に本来果たすべきあり方と現場に即した実践の指針を探ることを目的に開催する。
同研究会では多数の人たちの積極的な参加を呼びかけている。
【研究会の概要】
▽日時:12月7日(土)午後1時30分から5時30分
▽場所:(一社)経済倶楽部ホール(東洋経済ビル9階)
住所 東京都中央区日本橋本石町1?2?1 電話03?3270?0681
▽参加費:会員は無料。会員外は1000円(資料費)。資料の準備のため事前申し込みを(申し込みなしでも参加は可能)
▽研修会修了後、懇親会。会費は5000円
【研究会の内容】
○報告1:食料自給率をめぐる問題状況と向上の道筋 谷口信和・東京大学名誉教授
○報告2:農村地域の崩壊と政策─農村政策の展開と現実─ 安藤光義・東京大学大学院教授
○報告3:青年農業者から見た食料自給率 小林大将・全国農協青年組織協議会副会長
(司会)岡阿彌靖正・元JA全農代表理事専務
【問い合わせ・参加申し込み先】
農業協同組合研究会事務局
〒103?0013 東京都中央区日本橋人形町3?1?15(農協協会内)
電話:03?3639?1121
FAX:03-3629-1120
E-mail:nokyoken@jacom.or.jp
重要な記事
最新の記事
-
令和7年春の叙勲 JA山口中央会元会長・金子光夫氏、JAからつ組合長・堤武彦氏らが受章2025年4月29日
-
【'25新組合長に聞く】JAようてい(北海道) 金子辰四郎組合長(4/11就任) 「国民の胃袋」支える誇り胸に2025年4月28日
-
経営支え夢を応援 地域農業の発展、金融の力で 先進事例にみるJA・信連の取り組み(上)2025年4月28日
-
全農 備蓄米 4月に5万5000t出荷2025年4月28日
-
経営支え夢を応援 地域農業の発展、金融の力で 先進事例にみるJA・信連の取り組み(下)2025年4月28日
-
【JA人事】石塚克己(茨城県)石塚克己組合長を再任(4月26日)2025年4月28日
-
令和7年度「3-R畜産たい肥散布体験会」を開催 JA全農ひろしま2025年4月28日
-
【注意報】ムギ類に赤かび病 県内全域で多発のおそれ 愛知県2025年4月28日
-
二重米価制で農政を刷新せよ【森島 賢・正義派の農政論】2025年4月28日
-
ジャガイモ・馬鈴薯・ニドイモ・ナツイモ【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第337回2025年4月28日
-
【農業協同組合研究会】5月31日に研究大会 新基本計画と今後の農政テーマに2025年4月28日
-
里山再生ビオトープ「クミカ レフュジア菊川」創設 クミアイ化学工業2025年4月28日
-
JA大阪南管内ブドウ圃場で農業資材「スキーポン」試験開始 アクプランタ2025年4月28日
-
「世界ミックスダブルスカーリング選手権」日本代表チームの食事をサポート JA全農2025年4月28日
-
「JA全農杯全国小学生選抜サッカー決勝大会」全国から出場計16チームが決定2025年4月28日
-
JAタウン イメージキャラクター「じぇー太」のクリアファイル新発売2025年4月28日
-
全農杯全日本卓球選手権大会栃木県予選会 副賞のとちぎ和牛など「ニッポンの食」で子どもたちを応援 JA全農とちぎ2025年4月28日
-
和紙の製造技術を応用した農業用マルチシート「和紙マルチ」販売開始 日本製紙パピリア2025年4月28日
-
国産ジビエ認証施設に宮城県「大崎市ジビエ食肉処理加工等施設」認証 農水省2025年4月28日
-
お茶を楽しむ「チャチャっとお茶生活キャンペーン」開始 農水省2025年4月28日