「病害虫被害の近未来を考える」シンポジウム開催 日本植物防疫協会2019年11月26日
日本植物防疫協会は2020年1月20日、日本教育会館一ツ橋ホール(東京都千代田区)でシンポジウム「病害虫被害の近未来を考える」を開催する。
近年の大規模な気候変動により世界各地で農業被害が問題となる中、日本国内でも温暖化が進行し、異常気象が頻発するようになり、気候変動が病害虫発生の様相にも大きな変化をもたらすことが指摘されている。実際に交易の増加や営農の変化など様々な要因もからんで、次々と新たな病害虫が発生し対応に追われるようになっている。
シンポジウムでは、気候変動をはじめとする様々な背景と要因の変化が今後10年程度の病害虫発生にどのような影響を及ぼすのかを予測し、植物防疫関係者が備えるべき課題を考える。対象は植物防疫に関係する国や都道府県の指導・研究機関、大学、農薬企業など。
<開催概要>
日時:2020年1月20日 13時~17時30分
場所:日本教育会館「一橋ホール」(東京都千代田区一橋)
主催:一般社団法人日本植物防疫協会
定員:800人
参加費:無料
◎プログラム:
▽「近年の異常気象の実態と予測されている変化」 気象庁 地球環境・海洋部気候情報課 異常気象情報センター 高槻靖氏
▽「気候変動が我が国の病害虫発生様相にどのような影響を及ぼすか」 農研機構 農業環境変動研究センター 山村光司氏
▽「近年我が国で新たに発生が確認された病害虫と今後警戒すべき病害虫」 農林水産省 消費・安全局 植物防疫課 古畑徹 氏
▽「ツマジロクサヨトウの日本への侵入状況と生態の概要」 農研機構 九州沖縄農業研究センター 秋月岳氏
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(173)食料・農業・農村基本計画(15)目標等の設定の考え方2025年12月20日 -
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(90)クロロニトリル【防除学習帖】第329回2025年12月20日 -
農薬の正しい使い方(63)除草剤の生理的選択性【今さら聞けない営農情報】第329回2025年12月20日 -
スーパーの米価 前週から10円上がり5kg4331円に 2週ぶりに価格上昇2025年12月19日 -
ナガエツルノゲイトウ防除、ドローンで鳥獣害対策 2025年農業技術10大ニュース(トピック1~5) 農水省2025年12月19日 -
ぶどう新品種「サニーハート」、海水から肥料原料を確保 2025年農業技術10大ニュース(トピック6~10) 農水省2025年12月19日 -
埼玉県幸手市とJA埼玉みずほ、JA全農が地域農業振興で協定締結2025年12月19日 -
国内最大級の園芸施設を設置 埼玉・幸手市で新規就農研修 全農2025年12月19日 -
【浜矩子が斬る! 日本経済】「経済関係に戦略性を持ち込むことなかれ」2025年12月19日 -
【農協時論】感性豊かに―知識プラス知恵 農的生活復権を 大日本報徳社社長 鷲山恭彦氏2025年12月19日 -
(466)なぜ多くのローカル・フードはローカリティ止まりなのか?【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年12月19日 -
福岡県産ブランドキウイフルーツ「博多甘熟娘」フェア 19日から開催 JA全農2025年12月19日 -
α世代の半数以上が農業を体験 農業は「社会の役に立つ」 JA共済連が調査結果公表2025年12月19日 -
「農・食の魅力を伝える」JAインスタコンテスト グランプリは、JAなごやとJA帯広大正2025年12月19日 -
農薬出荷数量は0.6%増、農薬出荷金額は5.5%増 2025年農薬年度出荷実績 クロップライフジャパン2025年12月19日 -
国内最多収品種「北陸193号」の収量性をさらに高めた次世代イネ系統を開発 国際農研2025年12月19日 -
酪農副産物の新たな可能性を探る「蒜山地域酪農拠点再構築コンソーシアム」設立2025年12月19日 -
有機農業セミナー第3弾「いま注目の菌根菌とその仲間たち」開催 農文協2025年12月19日 -
東京の多彩な食の魅力発信 東京都公式サイト「GO TOKYO Gourmet」公開2025年12月19日 -
岩手県滝沢市に「マルチハイブリッドシステム」世界で初めて導入 やまびこ2025年12月19日


































