元年度「全国優良経営体表彰」の受賞者が決定2019年11月26日
農林水産省および全国担い手育成総合支援協議会は、11月25日、令和元年度全国優良経営体表彰の6部門の各賞の受賞者を決定した。12月5日に静岡市で開催する「第22回全国農業担い手サミットinしずおか」の全体会で、農林水産大臣賞受賞者の表彰式を行う。
農水省と同支援協議会は、意欲と能力のある農業者の一層の経営発展を図るため、農業経営の改善や地域農業の振興・活性化に優れた功績を挙げた農業者を表彰している。
このたび、経営改善、生産技術革新、6次産業化、販売革新、働き方改革、担い手づくりの6部門で、農林水産大臣賞、農林水産省経営局長賞、全国担い手育成総合支援協議会会長賞、合わせて50事例を決定した。
表彰式は、静岡県コンベンションアーツセンター「グランシップ」(静岡市駿河区東静岡2?3?1)で、12月5日(木)に開催される「第22回全国農業担い手サミットin静岡」の全体会(12時30分?)で行われる。
◎農林水産大臣賞受賞者は次のとおり。
【経営改善部門】
▽静岡県静岡市・(有)なかじま園 代表取締役 中嶌正子氏 作付面積:1.1ha(施設イチゴ0.9ha、施設メロン0.2ha)
▽新潟県村上市・(株)ひだまり農産 代表取締役 川村学氏 作付面積:56.6ha(水稲53.8ha、大豆1.1ha、エダマメ、カリフラワーなど1.7ha)
▽愛知県八幡浜市・(株)じゅらす農房 代表取締役 岡本義弘氏 作付面積:4ha(温州ミカン3.5ha、その他柑橘類0.5ha)
【生産技術革新部門】
▽静岡県富士宮市・農事組合法人富士農場サービス 理事 桑原康氏 経営規模:原種豚(雄)170頭、原種豚(雌)230頭、原種豚候補豚140頭、肉豚2300頭(グループ会社(有)TOPICS含む)
▽愛知県豊橋市・水谷一江氏 作付面積:施設イチゴ0.5ha
【6次産業化部門】
▽滋賀県竜王市・(有)古株牧場 代表取締役 古株治明氏 経営規模:43ha(水稲34ha、麦8ha、大豆1ha)、乳牛50頭、肉用牛550頭
【販売革新部門】
▽群馬県安中市・下仁田ミート(株) 代表取締役 岡田一美氏 経営規模:養豚1万6577頭(肥育豚1万5072頭、種雌豚1282頭、育成豚186頭、種雄豚37頭)
▽福岡県八女市・農事組合法人八女美緑園製茶 代表理事 江島一信氏 作付面積:茶37ha
【働き方改革部門】
▽新潟県新潟市・農事組合法人濁川生産組合 代表理事 田村雄太郎氏 作付面積:66.1ha(水稲61.7ha、施設トマト1.9ha、その他野菜2.5ha)
【担い手づくり部門(ア)】
▽長野県御代田町・(有)トップリバー 代表取締役 嶋﨑秀樹氏 作付面積:260.9ha(レタス、キャベツなど)
▽奈良県宇陀市・(有)山口農園 代表取締役 山口貴義氏 作付面積:22.3 ha(ミズナ3.8ha、コマツナ3.8ha、ホウレンソウ4.2ha、その他軟弱野菜など10.5ha)
【担い手づくり部門(イ)】
▽岐阜県高山市・高山市就農支援協議会(支援チーム) 代表 大平茂氏(ほか20人) 関係機関と農業者団体による支援チームが、基盤整備事業を契機に農地バンクによる担い手・新規就農者への農地の集積・集約化を実施
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