ノングルテン米粉パン誕生 加工品登録の第1号 (株)ネティエノが開発2019年12月16日
ノングルテン米粉を使った加工品登録の第1号が誕生した。ノングルテン米粉を主たる原料とし、大麦・ライ麦・オーツ麦を使わないなどの要件をクリアした加工品で、日本米穀協会が登録申請を受け付け承認したものなどの要件をクリアした製品で、12月13日、日本米粉協会が発表した。
ノングルテン米粉使用の加工登録第1号になった食パン(左)とコッペパン(右)
ノングルテン米粉使用の加工品登録は、(1)ノングルテン米粉を主たる原料(無水物換算51%以上)として使用し、食品衛生上の小麦に係わる特定原材料表示が不要な加工品であって、大麦・ライ麦・オーツ麦を原料として使っていないもの、(2)HACCPの考え方を取り入れた衛生管理を行う事業者であること、(3)日本米粉協会が主催する講習会を品質・衛生管理責任者が受講した事業者であること、などの要件に合致し、日本米粉協会が登録申請を受け付け、承認した製品に与えられる。
(右:ノングルテン米粉使用のマーク)
開発された商品は、健康食品などを扱う(株)ネティエノ(本社=山口県田布施町)の「ノングルテン米粉使用パン」で、同社が平成30年にノングルテンの認証を受けた米粉「やのくに純真米粉」を原料にしている。日本米粉協会に登録された加工品は、同協会のホームページで紹介するとともに、「ノングルテン米粉使用」のロゴマークが使える。
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