米が大幅に減少 農業生産額上位5道県 農水省都道府県別農業産出額統計2020年1月16日
農林水産省は「平成30年農業産出額及び生産農業所得(都道府県別)」を公表した。
平成30年における全国の農業産出額9兆1283億円(対前年増減率▲2.7%)のうち上位5道県の合計は2兆9652億円で全国の32.5%を占める。
1位が北海道で1兆2593億円(同▲1.3%)、次いで鹿児島県が4863億円(同▲2.7%)、茨城県が4508億円(同▲9.2%)、千葉県が4259億円(同▲9.4%)、宮崎県が3429億円(同▲2.7%)となっている。
この上位5道県における昭和43年(50年前)、平成元年および30年の農業産出額の変遷を見ると、すべての道県で米の割合が低下している。その一方で、北海道では野菜や生乳、茨城および千葉県では野菜や鶏卵、鹿児島県および宮崎県では肉用牛やプロイラーが上昇している。
北海道では、昭和43年に比べ米の割合が40.9ポイント減少し、野菜、生乳が増えている。
鹿児島県のでは、昭和43年に比べ米の割合が23.6ポイント減少し、肉用牛やブロイラーが増えている。
茨城県では、昭和43年に比べ米の割合が19.4ポイント減少し野菜が23.6%も増えている。
千葉県では、昭和43年に比べ米の割合が18.1ポイント減少し野菜が増えている。
宮崎県では、昭和43年に比べ米の割合が31.6ポイント減少し、ブロイラーと肉用牛が増えている。
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農業産出額 2100億円減-平成30年(20.01.16)
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