アニマルウェルフェアとCSF(豚熱)でワークショップ-AWFCJ2020年2月4日
アニマルウェルフェアフードコミュニティ・ジャパン(AWFCJ)は、2月15日にCSF(豚熱)の現状を学習して家畜伝染病とアニマルウェルフェア畜産を考えるワークショップを開く。
アニマルウェルフェア畜産は、家畜の行動の自由を閉じ込め生産性と効率性の向上を目的としてきた畜産のあり方を見直そうという取り組みで、世界動物保健機関・国際獣疫事務局(OIE)も2005年から世界家畜福祉基準を策定している。日本でも東京オリンピック・パラリンピックの選手村等でのアニマルウェルフェア畜産物の調達もあって関心が高まっている。
しかし、国内の養豚場ではCSF(豚熱)の感染が拡大し、発生農場では全頭殺処分や豚舎に閉じ込めた飼育をせざるを得ないといったアニマルウェルフェアに反するような状況が生まれている。
こうしたなかで課題と対応方向を議論するのがこのワークショップの狙いで、AWFCJが主催するアニマルウェルフェア大学の一環として開く。
◎日時:2020年2月15日(土)13:00~17:00
◎会場:麻布大学獣医学部棟1階119/120会議室(神奈川県相模原市中央区淵野辺)
◎最寄駅:JR横浜線「矢部駅」徒歩4分
【プログラム】
<第一部>生産及び流通(消費)現場の現状
○生産現場から 氏本長一・あやべ吉水自然農園代表(放牧豚飼育)
○食品流通・消費の現場から 風間与司治・東都生協理事長
<第2部>CSFの現状と対策
○講演1 古庄宏忠・農林水産省消費・安全局動物衛生課課長補佐
○講演2 大井宗孝・(有)豊浦獣医科クリニック特別顧問
○講演3 山下哲生・NPO法人日本放牧養豚研究会代表
<第3部>ディスカッション
○報告者、講演者、参加者とのディスカッション
◎問い合わせ:アニマルウェルフェアフードコミュニティ・ジャパン(AWFCJ)
AWFCJワークショップのチラシ
(関連記事)
・放牧畜産の全国協議会設立(19.05.16)
重要な記事
最新の記事
-
地域を守る闘いに誇り 元農林中金副理事長 上山 信一氏(1)【プレミアムトーク・人生一路】2025年4月1日
-
地域を守る闘いに誇り 元農林中金副理事長 上山 信一氏(2)【プレミアムトーク・人生一路】2025年4月1日
-
JA全農が新規採用職員入会式 石川佳純さんが激励 279人に辞令2025年4月1日
-
ベトナム産米、2万トンの日本向け輸出計画 国産米に近いジャポニカ米 きらぼし銀行支援2025年4月1日
-
政府備蓄米 第2回入札は100%落札 60kg2万722円2025年4月1日
-
米卸の在庫 集荷業者外からの仕入れ増える 2月末2025年4月1日
-
全国の総合JA数 496 4月1日現在2025年4月1日
-
【農業機械安全性検査新基準の解説】機械の側から危険な作業をなくす 農研機構に聞く(1)2025年4月1日
-
【農業機械安全性検査新基準の解説】機械の側から危険な作業をなくす 農研機構に聞く(2)2025年4月1日
-
7年産米概算金は先物市場の価格が参考に【熊野孝文・米マーケット情報】2025年4月1日
-
活力ある土づくり実践集団連絡協議会研修会を開催 JA全農山形2025年4月1日
-
山あいで育った「宇和茶」の甘みと香り 遠赤外線製法でじっくり乾燥 JAひがしうわ2025年4月1日
-
ササニシキのDNA継ぐ新たな神話 大崎耕土が生んだ「ささ結」 JA古川2025年4月1日
-
北総台地で育った「べにはるか」使った干し芋 サツマイモ本来の自然な甘み JA成田市2025年4月1日
-
和歌山の旬を産地直送で「ココ・カラ。和歌山マルシェ」オープン JAタウン2025年4月1日
-
JAみやざき「Tege Mahalo(テゲマハロ)」リニューアルオープン JAタウン2025年4月1日
-
【人事異動】農林中央金庫(4月1日付)2025年4月1日
-
【役員人事】農林中金アカデミー(4月1日付)2025年4月1日
-
埼玉県で開催予定の第75回全国植樹祭に木製品寄贈、木育授業も実施 農林中金2025年4月1日
-
300名にプレゼント「農作業スタートダッシュ応援キャンペーン」4/1から開催 デンカ2025年4月1日