米国サウスカロライナ州の生きた家きん、家きん肉など一時輸入停止 農水省2020年3月23日
農林水産省は、3月19日、米国サウスカロライナ州の生きた家きん、家きん肉などの一時輸入停止措置を講じた。
米国サウスカロライナ州の七面鳥農場において低病原性鳥インフルエンザ(H7亜型)の発生が確認されたと、3月19日に米国政府から通報があった。
このため、農水省は同病の日本への侵入防止に万全を期すため、3月19日に同州からの生きた家きん、家きん肉などの輸入を以下のように一時停止した。
【生きた家きん】サウスカロライナ州全域
【家きん肉など】サウスカロライナ州の発生場所から半径10km以内の地域
なお、米国からの「生きた家きんのひな」、「家きん肉等」、「家きんの卵」の2019年の輸入実績は次のとおり(財務省「貿易統計」)。
▽生きた家きんのひな 10万5438羽(日本の総輸入量46万7051羽)
▽家きん肉等 1万8293t(同109万2956t)
▽家きんの卵 7770t(同2万5852t)
なお、米国の総生産量に占めるサウスカロライナ州の割合は、鶏肉は約3.2%、卵は約0.9%(2018年、USDAの統計による)。
(関連記事)
・チリの家きん肉など一時輸入停止を解除(20.03.17)
・フィリピンの家きん肉など一時輸入停止(20.03.17)
・ブルガリアの家きんなど一時輸入停止(20.02.21)
・ドイツの家きんなど一時輸入停止(20.02.13)
・デンマークの家きん肉など一時輸入停止 農水省(20.02.03)
・ウクライナの家きん肉を一時輸入停止 農水省(20.01.22)
・ハンガリー(ハイドゥ・ビハール県)の家きん肉を一時輸入停止 農水省(2020.01.17)
・ハンガリーの家きん肉を一時輸入停止 農水省(2020.01.15)
・ポーランドの家きん肉など一時輸入停止 農水省(2020.01.07)
・英国サフォーク州からの生きた家きん輸入停止 農水省(2019.12.16)
・仏ロワール・エ・シェール県の家きんなど一時輸入停止(2019.10.11)
重要な記事
最新の記事
-
1月で殺処分418万羽 鳥インフル 危機的状況2025年1月20日
-
殺処分数693万羽に 鳥インフルエンザ 一日で7例発生 愛知と千葉2025年1月20日
-
米相対取引価格 過去最高 12月は60kg2万4665円 前年同月比+60%2025年1月20日
-
鳥インフル 米コネチカット州など4州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年1月20日
-
食品関連企業の海外展開に関するセミナー開催 農水省2025年1月20日
-
【JAトップ提言2025】都市農業継続の役割大 JA東京スマイル組合長 眞利子伊知郎氏2025年1月20日
-
【JAトップ提言2025】農の再生へ国民運動を JA茨城県中央会会長、JA全農副会長 八木岡努氏2025年1月20日
-
【訃報】有塚利宣JA帯広かわにし代表理事組合長が逝去2025年1月20日
-
【今川直人・農協の核心】マーケット・インの象徴としての協調出店2025年1月20日
-
JR大阪駅みのりみのるマルシェ「熊本の実り」25日に開催 JA全農2025年1月20日
-
富士宮信用金庫と農業融資分野におけるCDS基本契約締結 日本公庫2025年1月20日
-
「戦略的スマート農業技術等の開発・改良」成果報告会開催 農研機構2025年1月20日
-
営農支援システム「KSAS」にAIチャット機能を追加 クボタ2025年1月20日
-
冷凍食品情報サイト「てまぬきごはん」正式公開 冷凍食品PR連盟2025年1月20日
-
農福コンソーシアムひろしま 広島県、竹原市・三原市・東広島市と協定締結2025年1月20日
-
除草ロボット「ミズニゴール」2026年の量産化へ実証プロジェクト開始 ハタケホットケ2025年1月20日
-
共同購入のチカラで消費応援「最大!還元特価」2月から パルシステム2025年1月20日
-
まったり濃厚「コク3.5倍ヨード卵・光 平飼いたまご」関東で販売開始2025年1月20日
-
【役員人事】クリヤマホールディングス(3月27日付)2025年1月20日
-
【役員人事】クリヤマホールディングス(4月1日付)2025年1月20日