マカオ向け日本産家きん肉の輸出を解禁 農水省2020年4月1日
農林水産省は3月31日、同省と厚生労働省とが連携して、マカオ当局と日本産家きん肉の輸出解禁について協議を進めてきた結果、日本産家きん肉の輸出条件で合意し、4月1日から輸出が可能となったと発表した。
主な輸出条件は次のとおり。
▽輸出検疫証明書発行日から起算して、21日以内に鳥インフルエンザの発生がない地域由来の家きん肉であること。
▽人の食用に適するものであること。
▽輸出認定施設にて処理されたものであること。
より詳細な条件は、【厚生労働省ホームページ「輸出食肉認定制度 マカオ Macao」】の「3.家きん肉 Poultry」に掲載されている「マカオ向け輸出家きん肉の取扱要領」を参照。
なお、日本からの家きん肉の輸出実績(財務省「貿易統計」)は、2019年の輸出量は9375 tで、金額は19億4100万円となっている。その内訳は、▽香港が5139t、11億9900万円▽ベトナムが1011t、1億8100万円▽カンボジアが3224t、5億6100万円となっている。
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