食品安全「JFS-C規格」 国際標準のGFSI承認を取得 食品安全マネジメント協会2020年4月2日
食品安全マネジメント協会(JFSM)は3月27日、同協会が運営する食品安全マネジメントシステム、JFS-C規格(食品製造サブセクターEI・EIII)が、国際標準の食品安全マネジメントシステムを運営するGlobal Food Safety Initiative(GFSI)に承認されたと発表した。
JFS-C規格の概要の構造
JFS規格はA、B、Cの3つの規格があり、食品安全マネジメントシステム(FSM)、ハザード制御(HACCP)、適正製造規範(GMP)の3つの要求事項で構成されている。
JFS-C規格は、日本国内の食品製造(加工)事業者向けの食品安全マネジメント規格で、3規格の中で最も国際取り引きに有効。食品製造(加工)事業者は、 JFSM認証機関を通じて同規格の認証を取得できる。
GFSIは、2000年にグローバルな大手食品企業を中心に設立された国際的な組織。GFSIのベンチマーク要求事項による国際標準の食品安全マネジメントシステムを運営し、世界のフードチェーン全体と消費者の食品安全の向上を図っている。
JFSMは、日本の食品や農産物の輸出促進のため2016年に設立され、2018年10月に、JFS-C規格(食品製造サブセクター E IV)が、日本の民間規格として初めて、国際標準のGFSIに承認された。一方、JFS-C規格(食品製造サブセクター E I・ E II・ E III)は、GFSI申請要件が満たされていなかったため、GFS-I承認だった。
JFSMは、GFSIに承認されたJFS-C規格の認知と幅広い活用により、日本の食品産業の輸出促進やフードチェーン全体の監査コストの低減、食品安全の向上に貢献していく。
重要な記事
最新の記事
-
1月で殺処分418万羽 鳥インフル 危機的状況2025年1月20日
-
殺処分数693万羽に 鳥インフルエンザ 一日で7例発生 愛知と千葉2025年1月20日
-
米相対取引価格 過去最高 12月は60kg2万4665円 前年同月比+60%2025年1月20日
-
鳥インフル 米コネチカット州など4州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年1月20日
-
食品関連企業の海外展開に関するセミナー開催 農水省2025年1月20日
-
【JAトップ提言2025】都市農業継続の役割大 JA東京スマイル組合長 眞利子伊知郎氏2025年1月20日
-
【JAトップ提言2025】農の再生へ国民運動を JA茨城県中央会会長、JA全農副会長 八木岡努氏2025年1月20日
-
【訃報】有塚利宣JA帯広かわにし代表理事組合長が逝去2025年1月20日
-
【今川直人・農協の核心】マーケット・インの象徴としての協調出店2025年1月20日
-
JR大阪駅みのりみのるマルシェ「熊本の実り」25日に開催 JA全農2025年1月20日
-
富士宮信用金庫と農業融資分野におけるCDS基本契約締結 日本公庫2025年1月20日
-
「戦略的スマート農業技術等の開発・改良」成果報告会開催 農研機構2025年1月20日
-
営農支援システム「KSAS」にAIチャット機能を追加 クボタ2025年1月20日
-
冷凍食品情報サイト「てまぬきごはん」正式公開 冷凍食品PR連盟2025年1月20日
-
農福コンソーシアムひろしま 広島県、竹原市・三原市・東広島市と協定締結2025年1月20日
-
除草ロボット「ミズニゴール」2026年の量産化へ実証プロジェクト開始 ハタケホットケ2025年1月20日
-
共同購入のチカラで消費応援「最大!還元特価」2月から パルシステム2025年1月20日
-
まったり濃厚「コク3.5倍ヨード卵・光 平飼いたまご」関東で販売開始2025年1月20日
-
【役員人事】クリヤマホールディングス(3月27日付)2025年1月20日
-
【役員人事】クリヤマホールディングス(4月1日付)2025年1月20日