農業の低コスト化、高収益化に役立つ実用化技術を募集 農水省2020年4月3日
農林水産省は、園芸(野菜・果樹)、花き、茶、ばれいしょ、そば、環境保全型農業と有機農業分野で、低コスト化・高収益化に役立つ実用化技術に関する情報を募集している。応募の中から担い手に選択肢として示せると判断された技術については関連情報を同省ホームページやフェイスブック、ツイッターで情報発信していく。
同省は、担い手の営農上の選択肢となるよう、実用段階にある農業技術を主要品目別にリスト化し、作業ステージごとに整理して、ホームページで公表している。今回は担い手の営農上の選択肢となるよう、低コスト化・高収益化の助けとなる実用化技術情報を2回に分けて募集する。
募集の対象となる技術は、担い手の園芸(野菜・果樹)、花き、茶、ばれいしょ、そば、環境保全型農業および有機農業分野での経営において、(1)労働費の低減(労働時間の短縮、1人当たり作業面積の拡大、省力技術の導入など)、(2)物財費の低減(資材、農機具、施設コスト等の低減など)、(3)売上げの拡大(販売単価の向上、10a当たり収量の増大など)に役立つ実用化技術。
実用化技術は、すでに普及実績がある、または現場で導入可能な状態の技術を指す。また、栽培技術、品種、資材、農機具、施設、AI・ICTなどの先端技術を含む。
対象者は、農業担い手の経営革新に役立つ実用化技術を開発し、これらの技術について担い手からの問い合せに対応できる民間企業、公設試験場などの試験研究機関、大学、農業者及び普及指導機関など。
応募は応募様式に必要事項を記入の上、メールで提出する。
<応募要領>
募集期間:(第1回)令和2年4月1日~8月31日、(第2回)令和2年9月1日~令和3年3月31日
公表時期:(第1回募集分)令和2年11月以降、(第2回募集分)令和3年6月以降
提出先:(電子メール)zitsuyouka@maff.go.jp
<応募に当たっての注意事項>
・応募は、電子メールによる提出のみ
・情報のホームページの掲載の可否の判断の際、応募者に追加で情報の提供を求めることがある
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