「多良岳200年の森プロジェクト」動画公開 森と生きる町づくりPR 佐賀県太良町2020年4月13日
佐賀県太良町は、2017年から取り組んでいる「多良岳200年の森プロジェクト」のコンセプトムービー「まだ見ぬ君へ、この森を託そう。」を公開した。
「多良岳200年の森プロジェクト」は、持続可能な町づくりをめざし、 樹齢200年の木々を育てる取り組み。
町の55%以上を森林が占める多良町は、森と海までの距離が近いことから、標高約1000メートルの多良岳を中心に、森林の恩恵が、山から川を通して海にまで広がり、同町の農業や漁業、林業といった第一次産業を支えている。また、多良岳山系は地質や気候条件にも恵まれた長伐期林に適した地域で、特に太良町の森林は、所有者をはじめ関係者の努力により九州屈伸の組織的に管理された人工林を造成している。
同町は、こうした環境のもと、「多良岳200年の森プロジェクト」を通して持続可能な町づくりをめざし、 樹齢200年の木々を育てており、「多良岳200年の森」は、これらの資源を活かした長伐期大径材生産と森林が持つ公益的機能を併せ持つ森林づくりのシンボルとしてを設置された。
その役割のひとつが、長伐期施業、大径材生産に関する技術取得のための演習林や児童が生徒などの森林体験の場であること。また、新たな人工林である複層の森林(広葉樹と針葉樹が混生する森林)をつくり、森林が持つ公益的機能を発揮させること。さらに、間伐により優良大径材を定期的に出荷し、木材の良さを広く周知する経済林としての役割も果たしているという。
多良岳座禅岩からの眺め・佐賀県多良町・多良町の田園風景
(関連動画・WEBサイト)
・本編 多良岳200年の森「まだ見ぬ君へ、この森を託そう。」
・【佐賀県太良町】多良岳200年の森(絶景編)
・【佐賀県太良町】多良岳200年の森(歴史編)
・「【佐賀県太良町】多良岳200年の森(食事編)」<佐賀県の20市町が参加した地方創生動画コンテストにてGOOD ON ROOFS賞を受賞>
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