農林水産業 外国人技能実習生2200人不足-農水省2020年4月16日
江藤農相は4月9日時点で農林水産関係の外国人技能実習生が2200人不足しているとして、今後、観光業や建設業などからも農業で働いてもらう労働力支援事業を活用していく考えを示した。
農業関係では1900人、水産関係で300人の来日のめどが立ってないという。中国1240人、ベトナム280人、ミャンマー140人、インドネシア80人、フィリピンが110人などとなっている。
農林水産省は令和2年度の補正予算で農業労働力確保緊急支援事業に46億円、水産で2.8億円を要求している。
この事業は他地域の農業従事者や、他産業の従事者、学生など多様な人材による援農、就農に必要な人材マッチングなどの活動費や、研修費などを支援するもので、将来の農業生産を支える人材育成も視野に入れる。
江藤農相は新型コロナ感染症で非常に冷え込んでいる観光業や、建設業などの人材に農業生産に関わってもらうことや、JAや行政、商工会、建設業協会などの地域の組織をあげて人材マッチングしていき、「生産力が低下しないように労働力の確保に努めていきたい」と話した。またJA職員の農作業従事にも期待した。
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