丹波で有機農業を学ぶ「農の学校」第3期生募集開始2020年7月3日
兵庫県丹波市と(株)マイファーム(京都市)は2019年春に開校した全日制の有機農業学校「丹波市立農(みのり)の学校」の第3期生の募集を始めた。
同校は、体験農業や農業教育事業などを手がけるマイファームが、丹波市から指定管理業者の指定を受けて運営する全国初の「公設民営」の農業学校。有機農業の栽培技術や農業経営を1年間で学ぶ。講座は、古くから有機農業が盛んな丹波市の地域特性を生かしたカリキュラムや、地域の農業関係者を巻き込んだ「地域のなりわい講座」など移住希望者や新規就農希望者に向けた内容となっている。
第2期生の12人は10~60代と幅広い年齢層で、近隣地域からの通学や、岐阜県、千葉県からの移住者もいた。また、第1期生の50%が卒業後、地域就農し、丹波市地域内と強く連携している。
来年4月に開校する2021年度の第3期生募集は、12月20日まで一次募集を受け付けている。
◎2021年度の募集概要
開講時間:2021年4月~2022年3月(2学期制)
総受講時間:1216時間(週5日程度/全日制)
定員:20人
入学要件:18歳以上
費用:受講料56万5000円(税別)※その他農業検定受講料等負担あり
出願期間:1次募集 2020年12月20日まで
※入学者には、受講期間中の家賃助成や移住サポートを実施。「農の学校」は国の「農業次世代人材投資資金(準備型):年間150万円給付」の認定研修機関
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