英国・南米の6000農場でリモート審査完了 ロイドレジスター2020年7月9日
世界最古の船級協会である英ロイドレジスターは、過去6年で英国・南米の6000農場のリモート審査を完了したと発表した。
審査はロイドレジスター食品保証監査員が行ったもので、あらゆるテクノロジーを駆使して実施したもの。
ロイドレジスターの農業担当責任者は、「当初リモート審査を気軽に採用したのは、比較的テクノロジーに精通した若い農業生産者たちだったが、現在では年齢の高い世代にも同じ動きが見られる。多くの農業生産者がリモート審査のメリットを理解し始めている。リモート審査には、種に固有のバイオセキュリティ要件やロケーションの地理といった課題を克服できるメリットもある」などと述べている。
また、「リモート技術を利用することで、根本原因解析と修正措置の実施を受けて加えられた改良を監視できる。最終的に農業生産者にかかる現場での審査負担が軽減され、スキームや規格の完全性がより効果的に守られる」としている。
ロイドレジスターは船級協会として、保険対象となる船舶や装備品の検査制度確立に貢献。世界最高峰のエンジニアリング力と技術力を生かし、現在では多様な専門的サービスを提供する組織として活動している。
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