コロナで失業した外国人技能実習生を農家へ再就職支援 フォースバレー2020年7月30日
グローバル採用支援を行っているフォースバレー・コンシェルジュ(株)は、新型コロナウイルスの影響で失業した外国人技能実習生の再就職支援を行い、兵庫県の皮革製品製造企業で就労していたベトナム人技能実習生3人を、北海道の2つの畜産農家に斡旋した。
マッチングスキームのイメージ
今年5月に、雇い止めせざるを得ない企業と新たに受け入れを希望する雇用先とのマッチングを、手数料無料で行った。これにより外国人技能実習生は再就職を果たすことができた。
政府が新型コロナウイルス対策で打ち出した特別支援策により、失業した外国人技能実習生は別の企業に再就職し、最大1年間在留資格の「特定活動」で就労することが可能となった。特定活動で再就職した外国人技能実習生は在留資格「特定技能」への移行が前提となり、特定技能に移行ができれば最長6年間日本で就労することが可能。
同社はこの制度を活用して再就職の斡旋を行ったもの。再就職先の農家からは、「人手が足らず困っていたところ斡旋してもらうことができた。今回はタイミングが非常に良く、外国人の子たちに来てもらって本当に助かった」、「とてもよく働いてくれている。よい子たちなのに失業したのは残念。少しでも力になりたい」などと話している。
再就職した外国人技能実習生からも、「元の職場で働けなくなると聞き、借金もあるので心配だった。再就職できてよかったし楽しい」と喜んでいる。
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