「サステナビリティサイト」に刷新 キユーピー(株)がCSRサイト名を変更2020年7月30日
キユーピー(株)は、自社の公式サイト内にある「CSRサイト」の名称を変更し、7月27日(月)より「サステナビリティサイト」として衣替えを図った。サイト内に含まれるコンテンツも刷新してESG情報を充実化したという。
同社ではこれまでも、環境・社会・ガバナンス活動を重視し、長期的に企業価値を高めるESGの取り組みに熱心に取り組んできた。自社の公式サイト内にも「CSRサイト」を設け、事業を通じて社会・環境面の課題に取り組んでいることを明らかにする「統合報告書」を毎年公表してきたところだ。
激甚災害の多発など日本においても地球規模の気候変動を実感する機会が増えており、産業界の社会・環境課題への取り組みの重要性が年々増している。そうした社会的要請を意識したのが今回のサイト名変更というマイナーチェンジだが、持続可能な開発目標を定めたSDGsを強く意識した取り組みとして注目できる。
サイトの名称変更にとどまらず、ESG情報を充実させる意向を示しており、ガバナンスの項目では「リスクマネジメント体制」について追記。食品メーカーらしく「健康な食生活への取り組み」のページを同サイト内に新設するなど意識啓発にも余念がない。
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