京野菜の有機栽培と6次産業化へ 京都オーガニック有限事業責任組合を発足2020年8月20日
(株)健康ファーム(京都府・綾部市)は、全国から加入できる「参加型農業組合」として京都オーガニック有限責任事業組合を設立し、その代理店と組合員候補の募集を始めた。
京都オーガニック有限責任事業組合(京都府綾部市)は、京野菜を有機栽培にこだわり、6次産業化を推進する事業を拡大するために設立された。農業生産法人の(株)健康ファームを事業母体とし、有機栽培農業と加工についてより大規模に拡充する。
「有限事業責任組合」(LLP)は、有限責任事業組合契約に関する法律に基づいて組成される「権利能力なき社団」。出資者である組合員一人一人が「理事」となり、有限責任組合において規定された理念・事業内容に理事会の出席と意見提案といった形で参加し、収益が上がればその利益を持ち分に応じて分配するという組織形態。
同事業組合では「日本国土の再生」「無農薬栽培の徹底追及」「地域社会への貢献」の3つの理念を柱とし、日本が誇る農作物で作った製品を国内外に提供販売。「メイドインジャパン」を世界に誇れるよう活動する共同体として生まれた。
また、「SDGsの取り組み」にも積極的に取り組み、農作物の生産・加工・販売を通して「貧困と飢饉に対する対策活動」を行う。また、オーガニック(有機栽培)のメイドインジャパンにこだわり、「産業と技術革新の基盤」を作り、地方に雇用を創出することによる「住み続けられる街づくり」をめざす。さらに、農業の活動を通じて「陸の豊かさを守る」ことを目標とする。
<組合員と代理店の募集概要>
同事業組合は「参加型農業組合」として、設計しており、事業の推進にあたり、最大90口(1口・40万円)を上限に、有限責任事業組合における出資者(組合員)ならびに、組合員候補を発掘する代理店を募集している。
組合参加時に払った出資金は「京都オーガニック有限責任事業組合」における、畑や設備の拡充・広告宣伝費・加工工場の改装費用等にあて、それによって増産された農作物を百貨店や諸外国に販売し、理念を達成するとともに収益を分配する。
問合せは、京都オーガニック有限責任事業組合(電話)075-778-5043(平日9時半~17時)。(メール)info@kyotoorganic.com
重要な記事
最新の記事
-
R・ケネディ・ジュニア氏が米国農務省長官顧問に指名された意味(2) 国際ジャーナリスト 堤未果氏2025年1月10日
-
鳥インフル 愛知県で続発22、23、24例目2025年1月10日
-
農地面積 1.1万ha減 目標面積下回る 2023年2025年1月10日
-
米価の見通し「高くなる」判断 過去最高値の「76」 米穀機構2025年1月10日
-
今年の一文字は「進」 山野JA全中会長2025年1月10日
-
(417)100年の流れ【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年1月10日
-
JA貯金残高 108兆6262億円 11月末 農林中金2025年1月10日
-
鳥インフル 米イリノイ州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年1月10日
-
高校生が和牛飼育の取り組み競う「第8回和牛甲子園」16日から開催 JA全農2025年1月10日
-
愛知県産バラで新年を祝う「新春 バラ花束25%OFFキャンペーン」開催中 JAタウン2025年1月10日
-
「博多あまおう」5%OFF「あけおめ!あまおめ!新春セール」開催 JAタウン2025年1月10日
-
本日10日は「魚の日」福島県常磐沖産ひらめ漬け丼など特別価格で販売 JAタウン2025年1月10日
-
濃厚な甘さと豊かな香り「岐阜県産いちご『濃姫』フェア」12日から開催 JA全農2025年1月10日
-
焼き芋やスイーツを堪能「三島甘藷祭り」JA直売所などで開催 JAふじ伊豆2025年1月10日
-
産地直送通販サイト「JAタウン」新規会員登録キャンペーン実施中 JA全農2025年1月10日
-
ホスピス在宅「ビーズの家」運営のbeadsへ出資 農林中金キャピタル2025年1月10日
-
ベランダや庭先で手軽に米づくり「バケツ稲づくり」申し込み開始 JAグループ2025年1月10日
-
栃木の6生産者が集結 旬の味覚を堪能「畑のマルシェ」開催 那須千本松牧場2025年1月10日
-
新CM『クボタが支える 日本農業』篇 11日(土)からオンエア クボタ2025年1月10日
-
秋田県にコメリパワー「本荘インター店」25日に新規開店2025年1月10日