農家と消費者をつなぐ新しい農業「ニュー農マル」鎌倉で始動2020年8月24日
自然環境や地域に特化したイベント制作・コミュニティデザインを手がけるLIFE DESIGN VILLAGEは、「援農」「畑作り」「マルシェ」を通じて、農家と消費者をつなぐ新しい農業のスタイルをつくるプロジェクト「ニュー農マル」を神奈川県鎌倉市で始めた。
後継者不足や人手不足により、農業人口の減少が深刻化している。「鎌倉やさい」で知られる鎌倉の農業でも、農家数は減少しており、地域に根付いてきた伝統文化が途絶える恐れがある。「ニュー農マル」は、こうした厳しい状況にある農業を持続可能な形にするため、地域の人々かが主体的に農業に関わりサポートする仕組み作り。
地域の人々が人手不足の農家への「援農」を通じて、人手不足を解消するだけでなく、援農をしながら、農家のサポートを受けて、消費者自らが畑を作り、野菜を育てる。また、収穫した野菜で加工品などのオリジナルメニューを作り販売する。
「都市型農業」と言われる鎌倉での農業支援を通じて、新鮮で安心な食であふれる町を地域で作る。また、副次的効果である「援農」をベースに、農業を通じて人々が知り合うことで、楽しい暮らしや安心した暮らし、相互補助のてできるコミュニティづくりまでめざす。
高齢化・人手不足の進む鎌倉農家と農業を始めたいユーザーをマッチングするプラットフォーム
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(150)-改正食料・農業・農村基本法(36)-2025年7月12日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(67)【防除学習帖】第306回2025年7月12日
-
農薬の正しい使い方(40)【今さら聞けない営農情報】第306回2025年7月12日
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 県下全域で多発のおそれ 茨城県2025年7月11日
-
【注意報】斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 新潟県2025年7月11日
-
【注意報】果樹に大型カメムシ類 果実被害多発のおそれ 北海道2025年7月11日
-
【注意報】果樹カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 福島県2025年7月11日
-
【注意報】おうとう褐色せん孔病 県下全域で多発のおそれ 山形県2025年7月11日
-
【第46回農協人文化賞】出会いの大切さ確信 共済事業部門・全国共済農協連静岡県本部会長 鈴木政成氏2025年7月11日
-
【第46回農協人文化賞】農協運動 LAが原点 共済事業部門・千葉県・山武郡市農協常務 鈴木憲氏2025年7月11日
-
政府備蓄米 全農の出荷済数量 80%2025年7月11日
-
【'25新組合長に聞く】JA加賀(石川) 道田肇氏(6/21就任) ふるさとの食と農を守る2025年7月11日
-
【'25新組合長に聞く】JA新みやぎ(宮城) 小野寺克己氏(6/27就任) 米価急落防ぐのは国の責任2025年7月11日
-
(443)矛盾撞着:ローカル食材のグローバル・ブランディング【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年7月11日
-
【2025国際協同組合年】協同組合の父 賀川豊彦とSDGs 連続シンポ第4回第二部2025年7月11日
-
米で5年間の事前契約を導入したJA常総ひかり 令和7年産米の10%強、集荷も前年比10%増に JA全農が視察会2025年7月11日
-
旬の味求め メロン直売所大盛況 JA鶴岡2025年7月11日
-
腐植酸苦土肥料「アヅミン」、JAタウンで家庭菜園向け小袋サイズを販売開始 デンカ2025年7月11日
-
農業・漁業の人手不足解消へ 夏休み「一次産業 おてつたび特集」開始2025年7月11日
-
政府備蓄米 全国のホームセンター「ムサシ」「ビバホーム」で12日から販売開始2025年7月11日