「しょっつる」商品を展示 秋田の食文化伝承へ東北農政局2020年8月28日
東北農政局は9月1日からの1カ月間、秋田名産の「しょっつる」商品を仙台合同庁舎で紹介する。展示コーナーに関連加工品など展示して、秋田の魅力を伝える。
B棟1階の「消費者展示コーナー」で紹介するもので、9月の1カ月間を「しょっつる」に決めた。
同コーナーでは毎月代わる代わる品物を入れ替えながら、農林水産行政や東北管内の地場産品等の紹介・PRに努めている。
来月から紹介していくのは、古くから「食の宝庫」と呼ばれてきた秋田県。とりわけ名産「しょっつる」に絞り、秋田県の発酵食文化の奥の深さを伝える。雪深い期間が長く食品の長期保存が不可欠な同県では、麹を使用する味噌や醤油、日本酒、納豆など発酵品が一大食文化。
「しょっつる」は、数ある発酵食品の中でも日本三大魚醤の一つに数えられ、ハタハタなどの魚に塩を加えて熟成させた県を代表する伝統的調味料。天然のうまみ成分から醸し出される豊かな香りと味が特徴で、一度口にしたら病みつきになる人も多い。
秋田県の食文化の一端を知ってもらうため、展示期間中、しょっつる関連商品を中心に複数並べる予定となっている。
他にも、農業者が生産した農産物を使用した6次産業化関連商品や水産加工品などが展示される。
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