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白菜、キャベツ以外は平年並み 9月の野菜の生育状況と価格見通し 農水省2020年9月3日

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農林水産省は、東京都中央卸売市場に出荷される令和2年9月の野菜の生育状況及び価格見通しについて、主産地等から聞き取りを行い、その結果を公表した。

<現在の生育状況>

◎根菜類(だいこん及びにんじん)
・だいこん及びにんじんは、平年並み。

◎葉茎菜類(はくさい、キャベツ等)
・はくさいは、梅雨明け後の少雨等による乾燥の影響で、生育が遅延し、小玉傾向。
・キャベツは、岩手県では7月までの長雨や低温の影響、群馬県では梅雨明け後の少雨等による乾燥の影響で、生育が遅延し、小玉傾向。
・ほうれんそう及びねぎは、平年並み。
・結球レタスは、梅雨明け後の少雨等による乾燥の影響で、生育が遅延し、小玉傾向であるが、徐々に生育進度が戻ってきている。一方、サニーレタス等の非結球レタスは、気温が平年と比べて高いことから、生育が早くなっている。

◎果菜類(きゅうり、なす等)
・きゅうり、なす、トマト及びピーマンは、平年並み。7月までの日照不足等による肥大の遅れは、8月の天候が良好に推移したため、解消。

◎土物類(ばれいしょ、さといも及びたまねぎ)
・ばれいしょは、平年並み。肥大が進み、大玉傾向。
・さといもは、平年並み。
・たまねぎは、平年並み。肥大は良好。

<今後の生育、出荷及び価格見通し>

7月の記録的な長雨、日照不足等の影響で、野菜全般の生育が不良となり、卸売価格は高値が続いていたが、梅雨明け後の天候回復により、出荷数量が増加し、多くの品目で8月中旬以降、卸売価格が下落し、平年並みで推移している。一方、はくさいとキャベツは、主産地で少雨や猛暑が続いていることから、高値が続いている。9月の生育、出荷及び価格の見通しは次の通り。

◎だいこん
北海道(59%)、青森(36%)
・ 主産地において、生育が平年並みであるため、9月の出荷数量、価格ともに平年並みで推移する見込み。

◎にんじん
北海道(97%)
・主産地において、生育が平年並みであるため、9月の出荷数量、価格ともに平年並みで推移する見込み。

◎はくさい
長野(87%)
・主産地において、少雨等による乾燥の影響で、小玉傾向であるため、9月前半の出荷数量は平年をやや下回り、価格は平年を上回る見込み。
・今後、適度な降雨等、天候が良好に推移した場合、生育の回復が見込まれるため、9月後半の出荷数量、価格ともに平年並みに戻る見込み。

◎キャベツ
群馬(75%)、岩手(14%)
・主産地において、少雨等による乾燥の影響で、小玉傾向であるため、9月前半の出荷数量は平年をやや下回り、価格は平年を上回る見込み。
・今後、適度な降雨等、天候が良好に推移した場合、生育の回復が見込まれるため、9月後半の出荷数量、価格ともに平年並みに戻る見込み。

◎ほうれんそう
群馬(42%)、栃木(24%)、茨城(14%)
・主産地において、生育が平年並みであるため、9月の出荷数量、価格ともに平年並みで推移する見込み。

◎ねぎ
青森(22%)、北海道(20%)、秋田(18%)
・主産地において、生育が平年並みであるため、9月の出荷数量、価格ともに平年並みで推移する見込み。

◎レタス
長野(80%)、群馬(12%)
・主産地において、少雨等による乾燥の影響で、結球レタスの生育が遅延しているが、徐々に生育進度が戻ってきており、今後、適度な降雨があれば、短期間で生育の回復が見込まれるため、9月の出荷数量、価格ともに平年並みで推移する見込み。

◎きゅうり
福島(25%)、岩手(16%)、群馬(14%)
・主産地において、生育が平年並みであるため、9月の出荷数量、価格ともに平年並みで推移する見込み。

◎なす
栃木(30%)、群馬(29%)、茨城(21%)
・主産地において、生育が平年並みであるため、9月の出荷数量、価格ともに平年並みで推移する見込み。

◎トマト
北海道(21%)、福島(16%)、青森(15%)、千葉(12%)
・主産地において、生育が平年並みであるため、9月の出荷数量、価格ともに平年並みで推移する見込み。

◎ピーマン
岩手(38%)、茨城(33%)、福島(10%)
・主産地において、生育が平年並みであるため、9月の出荷数量、価格ともに平年並みで推移する見込み。

◎ばれいしょ
北海道(97%)
・主産地において、生育が平年並みであるため、9月の出荷数量、価格ともに平年並みで推移する見込み。

◎さといも
千葉(62%)、埼玉(16%)
・主産地において、生育が平年並みであるため、9月の出荷数量、価格ともに平年並みで推移する見込み。

◎たまねぎ
北海道(93%)
・主産地において、生育が平年並みであるため、9月の出荷数量、価格ともに平年並みで推移する見込み。

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