農業機械の国際規格を取得 農研機構2020年9月9日
農研機構は9月8日、国際規格ISO/IEC 17025:2017の認定を取得したと発表した。農業機械の試験において同規格の取得は国内では初めて。信頼度の高い検査機関であることの証明でもある。
認定証(日本語版)
ISO/IEC 17025:2017は「試験所認定」とも呼ばれるもので、特定の種類の試験や校正業務を行う試験所や機関が備えるべき要件が定められた国際規格。
同機構が認定を求めて受験していたのは「農業用トラクター(乗用型)用安全キャブ及び安全フレーム(転倒時運転者保護装置=通称ROPS(Roll Over Protective Structure)」に関する試験で、試験施設の認定機関であるPJLA(ペリージョンソン・ラボラトリー・アクレディテーションインク)より7月14日に認定を受けたもの。
「今後も国際規格に適合した高い試験能力を活かし、農業機械に係る国際規格等の第三者認証機関として社会的責任を果たしていく」と意気込みを述べている。
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