トビイロウンカ東海以西で発生目立つ 9月9日病害虫発生予報 農水省2020年9月9日
農林水産省が9月9日に発表した「令和2年度 病害虫発生予報第7号」によると、水稲については、東海以西の一部の地域でトビイロウンカの発生が多く、複数の県から警報が出されたとしている。
トビイロウンカの発生数が平年より「多い」と予想する地域は、東海、近畿、中国、四国、九州で、「やや多い」が南九州。
一部の地域では坪枯れも発生しており、病害虫予報6号発表以降、愛知県、岡山県、広島県、愛媛県、福岡県、佐賀県、熊本県、大分県が「警報」を発表した。
近年、一部の薬剤に対して抵抗性を持つトビイロウンカも飛来しているとの報告を受けているとし、見回りの際に株元を注意深く観察し、成虫または幼虫を確認した場合、収穫までの期間を考慮のうえ、当道府県の情報を参考に適期に防除を実施するよう要請している。
トビイロウンカに次いで「多い」と予想した地域が多かったのは斑点米カメムシ類で、北東北、北陸、東海、四国、北九州などの地域が「多い」と予想。南関東、甲信、近畿、中国、南九州は「やや多い」との予想が多かった。
いもち病も広がっており、南関東と四国が「多い」、東北、北関東、東海、近畿、中国は「やや多い」と予想する地域が多い。
(関連記事)
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(125) -改正食料・農業・農村基本法(11)-2025年1月18日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践 (42) 【防除学習帖】第281回2025年1月18日
-
農薬の正しい使い方(15)【今さら聞けない営農情報】第281回2025年1月18日
-
イタリアはラーメンブーム【イタリア通信】2025年1月18日
-
「一揆は対立ではなく連携へののろし」 この機逃せば農村消える 山形県の農家・菅野芳秀さん2025年1月17日
-
鳥インフルエンザ続発 愛知で国内30例目、千葉で31例目2025年1月17日
-
米の作況指数 「農水省発表マイナス5が新潟の実感」 新潟大・伊藤助教が指摘2025年1月17日
-
鳥インフル 米デラウェア州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年1月17日
-
令和6年度スマート農業アクセラレーションサミット開催 JA全農2025年1月17日
-
(418)日本初のグローバル化の功罪【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年1月17日
-
【JAトップ提言2025】有機農業で次代に活路 JA常陸組合長 秋山豊氏2025年1月17日
-
【JAトップ提言2025】環境と農業の両立に的 JA秋田中央会会長 小松忠彦氏2025年1月17日
-
生産者にZ‐GIS活用講習会 JA全農2025年1月17日
-
JA広報大賞 JAふくしま未来に決定 JA全中2025年1月17日
-
農業界特化就活フェア「あぐりナビ就活FES.」東京、大阪で開催 アグリメディア2025年1月17日
-
「2024年度 GAPシンポジウム」開催 日本生産者GAP協会2025年1月17日
-
適用拡大情報 殺虫剤「ベリマークSC」 FMC2025年1月17日
-
適用拡大情報 殺虫剤「ベネビアOD」 FMC2025年1月17日
-
日本生協連「くらしと生協」包丁研ぎの魅力を伝えるアニメ動画を公開2025年1月17日
-
東大阪農業PR大使・シャンプーハットてつじ密着取材「ピカッと東大阪」で公開2025年1月17日