マイナス成長続く 2020年度日本経済 農中総研見通し2020年9月10日
農林中金総合研究所は9月8日、2020~2021年度改訂経済見通しを発表した。20年度はマイナス6.5%の成長で、21年度は2.7%の成長となっており、ともに前回8月時点の見通し通りとの見解を示した。
見通しでは前回発表(8月20日)後の経済指標の動きとして、4~5月にかけて欧米所得で外出規制などが解除されたほか、国内でも5月下旬までに緊急事態宣言が解除されたことで経済活動が再開され、生産・輸出・消費などの主要指標で底入れがみられた。このように一定のリバウンドはあったが、水準自体は低調だったとしている。
この結果、4~6月のGDPは3四半期連続のマイナス成長となり、実質GDP成長率は前期比でマイナス幅が若干拡大し、年率マイナス28.1%となった。こうした情勢から、2020年度は前回と同様マイナス6.5%成長と予測する。
20年度下期にかけては、ウイズ・コロナの「新しい日常」への試行錯誤が続く中、感染再拡大への警戒が残ることから、回復感の乏しい状況が続くと見通している。
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