新規就農者増加に向けSIBの導入可能性調査開始 ケイスリー2020年9月14日
ケイスリー(株)は、農林水産省の「令和2年度新規就農施策におけるSIB(ソーシャル・インパクト・ボンド)活用に係る調査事業」を受託し、調査を始めた。日本の農業発展に向けた効果的な予算投入の在り方を検討する。
新規就農者を増加させるための各種施策をより効果的に実施するための手法としてSIBが適しているか、また、適した施策についてはどのような成果指標を設定すべきか等を調査し、2021年3月までに取りまとめる。
日本の人口が減少する中、農業を将来に向けて持続的に発展させていくには一定数の青年層の新規就農者、農業経営の継承者が必要となる。
新規就農者を確保し定着させるには、多くの就業希望者を確保するための入口対策や、新規就農者を農業経営に定着させるため地域サポート体制整備などの施策が欠かせない。そのための効果的な予算投入の在り方の検討が必要となるが、施策によっては成果が不明瞭なものもあるのが現状だ。
SIBは、成果連動型委託契約による官民連携手法で、成果にばらつきがある事業や他のより良い手法を実証する事業に適している。同事業は、新規就農施策にSIBを導入できるか調査し、日本の農業の持続的な発展に向けた効果的な施策の実施に繋げていくことを目的としている。事業は契約期間の令和3年3月12日まで実施する。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(103) -みどりの食料システム戦略対応 現場はどう動くべきか(13)-2024年7月20日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(19)【防除学習帖】 第258回2024年7月20日
-
土壌診断の基礎知識(29)【今さら聞けない営農情報】第259回2024年7月20日
-
コメの先物取引は間違い【原田 康・目明き千人】2024年7月20日
-
(393)2100年の世界【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年7月19日
-
【'24新組合長に聞く】JA鹿児島きもつき(鹿児島) 中野正治組合長 「10年ビジョン」へ挑戦(5/30就任)2024年7月19日
-
冷蔵庫が故障で反省【消費者の目・花ちゃん】2024年7月19日
-
農業用ドローン「Nile-JZ」背の高いとうもろこしへの防除も可能に ナイルワークス2024年7月19日
-
全国道の駅グランプリ2024 1位は宮城県「あ・ら・伊達な道の駅」が獲得 じゃらん2024年7月19日
-
泉大津市と旭川市が農業連携 全国初「オーガニックビレッジ宣言」2024年7月19日
-
生産者と施工会社をつなぐプラットフォーム「MEGADERU」リリース タカミヤ2024年7月19日
-
水稲の葉が対象のDNA検査 期間限定特別価格で提供 ビジョンバイオ2024年7月19日
-
肩掛けせず押すだけで草刈り「キャリー式草刈機」販売開始 工進2024年7月19日
-
サラダクラブ三原工場 太陽光パネルの稼働を開始2024年7月19日
-
「産直アウル」旬の桃特集 生産者が丹精込めて育てた桃が勢揃い2024年7月19日
-
「国産ももフェア」直営飲食7店舗で25日から開催 JA全農2024年7月19日
-
「くまもと夏野菜フェア」熊本・博多の直営飲食店舗で開催 JA全農2024年7月19日
-
【現地ルポ】福岡・JAみなみ筑後(1)地域住民とともに資源循環 生ごみで発電、液肥化2024年7月18日
-
【現地ルポ】福岡・JAみなみ筑後(2)大坪康志組合長に聞く 「農業元気に」モットー2024年7月18日
-
【注意報】野菜・花き類にオオタバコガ 栽培地域全域で多発のおそれ 既に食害被害の作物も 群馬県2024年7月18日