人事2024 左バナー 
JA全農人事情報
左カラム_病害虫情報2021
新聞購読申込 230901
左カラム_コラム_正義派の農政論_pc
左カラム_コラム_米マーケット情報_pc
左カラム_コラム_地方の眼力_pc
左カラム_コラム_食料・農業問題 本質と裏側
左カラム_コラム_昔の農村・今の世の中_pc
左カラム_コラム_花づくり_pc
左カラム_コラム_グローバルとローカル_pc
左カラム_コラム_TPPから見える風景_pc
左カラム_コラム_ムラの角から_pc
240401・ニッソーグリーン マスタピース水和剤SP
20241106 ヨーバル pc
日本曹達 231012 SP

キュウリ退緑黄化病を確認 特殊報発信 島根県2020年9月17日

一覧へ

島根県病害虫防除所は9月15日、県内で未発生だったキュウリ退緑黄化病の発生を確認したため、新病害発生情報として特殊報を発した。

タバココナジラミタバココナジラミ

平成20年に熊本県で初めて確認されて以降、これまでに20県が特殊法を発信している。中国地方では広島県と山口県で同病害を確認していたが、島根県での確認は今回が初めて。葉が黄化した株を県東部で発見し、島根県農業技術センターの解析でウリ類退緑黄化ウイルスを同定、キュウリ退緑黄化病であることが確認されたもの。

タバコジラミが媒介する病害の発病初期は葉に斑点が生じ、その斑点が次第に増加・癒合しながらまだらに黄化、拡大し、葉脈間の緑が抜けた黄化葉になる。

まだらに黄化した葉まだらに黄化した葉

黄化症状は丈の中位にある葉から下位の葉に現れやすく、生長点付近の若い葉には認められない。

定植直後から収穫終了時まで発生し、感染時期が早いほど草勢低下による減収率が上昇し、最大30%に達するとされる。

同ウイルスによる日本での病害は、キュウリ以外にもメロンやスイカでも報告があるという。

同病害が疑われる症状が発生している場合は同防除所への連絡を求めているが、ほ場で見つけたときは罹病株を抜き取り、ほ場外で焼却するか埋設処分を行って二次感染防止に努めることが重要だ。

施設栽培の場合、防虫ネットを張ってタバコジラミの侵入を防ぎ、栽培終了後は抜根あるいは地際部を切断した全ての株を10日間以上密閉して蒸し込んだりしながらタバコジラミを死滅させることとしている。


その他、病害虫情報はこちら
bn_byogaichu2020.gif

重要な記事

ヤンマーSP

最新の記事

クミアイ化学右カラムSP

みどり戦略

Z-GIS 右正方形2 SP 230630

注目のテーマ

注目のテーマ

JA共済連:SP

JA人事

JAバンク:SP

注目のタグ

topへ戻る