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トビイロウンカ第三世代が大量ふ化 佐賀県2020年9月24日

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8月20日にトビイロウンカの警報1号を発した佐賀県農業技術防除センターは9月17日、同病害虫の第三世代幼虫が大量にふ化しているほ場を確認したため、被害拡大を防ぐ目的で防除の徹底を求める通知を発信した。

トビイロウンカ黒色プラスチック板に払い落したトビイロウンカの若齢幼虫(体長約 1mm。○囲が幼虫の一部)

警報発信以降、トビイロウンカに対する防除徹底を呼び掛けているが、一部のほ場では例年より早い8月下旬から、飛来後、二世代目の虫にあたる第二世代虫による稲の被害発生が確認されている。

48ほ場を対象に9月15~16日に実施した普通期水稲の定期調査では、トビイロウンカの発生株率が平年の14.3%、前年の23.1%より多い50.9%認められ、一部のほ場では坪枯れも発生していた。

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さらに一部のほ場では第三世代幼虫が大量にふ化していることが確認されたため、これ以上被害を広げないためにも今回の通知で防除の徹底を求めたもの。
早生品種で収穫適期を迎えたほ場では速やかに収穫することとし、中晩生品種の場合はこれまで行った防除の状況にかかわらず、ほ場の発生状況を確認のうえ臨機防除を徹底するよう求めた。

佐賀県農林技術防除センター


その他、病害虫情報はこちら
bn_byogaichu2020.gif



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