果樹カメムシ類とハスモンヨトウに注意 岐阜県病害虫防除所2020年10月6日
岐阜県病害虫防除所は、果樹カメムシ類とハスモンヨトウが今後多く発生すると危惧し、適切な防除の実施を促すための関連情報を発信した。
病害虫情報第8号(果樹カメムシ類)と第9号(ハスモンヨトウ)を10月2日と同5日に発信した。
果樹カメムシ類は、飛騨地域にある中山間農業研究所の果樹園に設置した予察灯における果樹カメムシの累計誘殺数が平年より多くなっている。
なかでも、クサギカメムシ158 頭(平年 152.8 頭)、チャバネアオカメムシ 420 頭(同 52.5 頭)、ツヤアオカメムシ309 頭(同 3.9 頭)などは非常に多く、平年9月の誘殺数が少ないチャバネアオカメムシやツヤアオカメムシの誘殺数の多さが目立つ。
気温が高い日が続くと活発に動き回って果樹園へ飛来してくるケースが予想されるため、園内をこまめに確認し、飛来が多くなっていれば、薬剤のラベルに記載されている収穫前日数に注意しながら薬剤防除を実施するよう求めている。
一方、県内各地域のフェロモントラップにおける累計誘殺数が平年より多くなっているのがハスモンヨトウで、岐阜地域(本巣市)で 2713 頭(平年 1053 頭)、中濃地域 674 頭(同 486 頭)、東濃地域 499 頭(同 278 頭)、飛騨地域 255 頭(同 104 頭)という状況にある。本虫による被害の拡大を懸念する同防除所は、「ほ場をよく確認し、発生が多い場合は薬剤防除の実施を」とよびかけている。
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