国産ジビエ認証施設に「サロベツベニソン」を認証 農水省2020年10月13日
農林水産省は10月9日、国産ジビエ認証制度にかかる認証機関により、国産ジビエ認証施設(第16号)として、北海道豊富町の食肉処理施設、(株)サロベツベニソンが認証されたと発表した。
食肉処理施設外観
国産ジビエ認証委員会により登録された認証機関である(一社)日本ジビエ振興協会で、認証申請があった「サロベツベニソン」を審査し、制度に規定するすべての要件を満たすと認められたため、同日付で「国産ジビエ認証施設(第16号)」の食肉処理施設に認証された。
今回認証された国産ジビエ認証施設の概要は次のとおり。
施設名:(株)サロベツベニソン(所在地:北海道豊富町)
事業者名:サロベツベニソン
代表者名:西森功氏
取扱獣種:シカ
「えぞシカ肉の角煮」の缶詰
【取り組みの概要】
地域のエゾシカによる食害被害に歯止めをかけるため、同処理施設及び一時養鹿施設を整備。処理施設は、ISO22000の取得の他、エゾシカ衛生処理マニュアルに基づく徹底した衛生管理を実施し、安全性の高い、高品質なエゾシカ肉を提供している。また、一般の人が食肉としてエゾシカ肉を広く認識するよう、精肉のみならず、ソーセージ、ジャーキー、ジンギスカン、缶詰等を商品開発。鹿肉の認知度向上や販路拡大を図ることにより、地域活性化に貢献している。
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