シロイチモジヨトウなどヨトウムシ類に注意 大阪府2020年10月13日
大阪府環境農林水産部農政室推進課の病害虫防除グループは10月7日、フェロモン誘殺数が平年よりやや多い状況で推移していることから、シロイチモジヨトウ、ハスモンヨトウ等のヨトウムシ類に対し、被害防止を図るよう促している。
キャベツを加害する中齢幼虫
フェロモントラップの誘殺数は9月以降、やや多い状況で推移している。また、向こう1ヶ月の気温は平年と比べ高い確率が40%と予想されており、引き続き発生に注意が必要とした。さらに近年では近隣府県において、シロイチモジヨトウの薬剤に対する抵抗性が発達し問題になっている。
加害作物は主に幼虫がキャベツ、はくさい、ブロッコリーなどのアブラナ科野菜、ネギ類、花き類など広範囲の作物を食害する。
防除方法としては、ほ場の見回りをこまめに行い、卵塊や分散前の幼虫は見つけしだい葉ごと取り除く。老齢幼虫になると、薬剤の感受性が大幅に低下する。そのため、中齢幼虫までに薬剤などで防除し、薬剤抵抗性の発達を防ぐため同一系統薬剤の連用を避けるよう呼びかけている。
その他、病害虫情報はこちら
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(123) -改正食料・農業・農村基本法(9)-2024年12月21日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践 (40) 【防除学習帖】第279回2024年12月21日
-
農薬の正しい使い方(13)【今さら聞けない営農情報】第279回2024年12月21日
-
【2024年を振り返る】揺れた国の基 食と農を憂う(2)あってはならぬ 米騒動 JA松本ハイランド組合長 田中均氏2024年12月20日
-
【2025年本紙新年号】石破総理インタビュー 元日に掲載 「どうする? この国の進路」2024年12月20日
-
24年産米 11月相対取引価格 60kg2万3961円 前年同月比+57%2024年12月20日
-
鳥インフルエンザ 鹿児島県で今シーズン国内15例目2024年12月20日
-
【浜矩子が斬る! 日本経済】「稼ぐ力」の本当の意味 「もうける」は後の方2024年12月20日
-
(415)年齢差の認識【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年12月20日
-
11月の消費者物価指数 生鮮食品の高騰続く2024年12月20日
-
鳥インフル 英サフォーク州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2024年12月20日
-
カレーパン販売個数でギネス世界記録に挑戦 協同組合ネット北海道2024年12月20日
-
【農協時論】農協の責務―組合員の声拾う事業運営をぜひ 元JA富里市常務理事 仲野隆三氏2024年12月20日
-
農林中金がバローホールディングスとポジティブ・インパクト・ファイナンスの契約締結2024年12月20日
-
「全農みんなの子ども料理教室」目黒区で開催 JA全農2024年12月20日
-
国際協同組合年目前 生協コラボInstagramキャンペーン開始 パルシステム神奈川2024年12月20日
-
「防災・災害に関する全国都道府県別意識調査2024」こくみん共済 coop〈全労済〉2024年12月20日
-
もったいないから生まれた「本鶏だし」発売から7か月で販売数2万8000パック突破 エスビー食品2024年12月20日
-
800m離れた場所の温度がわかる 中継機能搭載「ワイヤレス温度計」発売 シンワ測定2024年12月20日
-
「キユーピーパスタソース総選挙」1位は「あえるパスタソース たらこ」2024年12月20日