シロイチモジヨトウなどヨトウムシ類に注意 大阪府2020年10月13日
大阪府環境農林水産部農政室推進課の病害虫防除グループは10月7日、フェロモン誘殺数が平年よりやや多い状況で推移していることから、シロイチモジヨトウ、ハスモンヨトウ等のヨトウムシ類に対し、被害防止を図るよう促している。

フェロモントラップの誘殺数は9月以降、やや多い状況で推移している。また、向こう1ヶ月の気温は平年と比べ高い確率が40%と予想されており、引き続き発生に注意が必要とした。さらに近年では近隣府県において、シロイチモジヨトウの薬剤に対する抵抗性が発達し問題になっている。
加害作物は主に幼虫がキャベツ、はくさい、ブロッコリーなどのアブラナ科野菜、ネギ類、花き類など広範囲の作物を食害する。
防除方法としては、ほ場の見回りをこまめに行い、卵塊や分散前の幼虫は見つけしだい葉ごと取り除く。老齢幼虫になると、薬剤の感受性が大幅に低下する。そのため、中齢幼虫までに薬剤などで防除し、薬剤抵抗性の発達を防ぐため同一系統薬剤の連用を避けるよう呼びかけている。
その他、病害虫情報はこちら
重要な記事
最新の記事
-
米 推計19万tが分散して在庫 農水省調査2025年3月31日
-
【人事異動】農水省(4月1日付)2025年3月31日
-
【注意報】さとうきびにメイチュウ類西表島、小浜島で多発のおそれ 沖縄県2025年3月31日
-
【注意報】かんきつ、びわ、落葉果樹に果樹カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 静岡県2025年3月31日
-
農業は恰好いいと示したい トラクターデモに立った農家の声 「令和の百姓一揆」2025年3月31日
-
4月の野菜生育状況と価格見通し 果菜類、ほうれんそう、レタスなどは平年並みへ 農水省2025年3月31日
-
農林中金 総額6428億円の増資を実施2025年3月31日
-
25年産米「概算金のベース」 あきたこまち60キロ2万4000円 全農あきたが情報共有2025年3月31日
-
「農山漁村」インパクト可視化ガイダンスなど公表 農水省2025年3月31日
-
北アルプスの水と大地が育む米「風さやか」使用 ツルツル食感の米粉麺はスープも含めグルテンフリー JA大北2025年3月31日
-
特産の小松菜をバームクーヘンに 試食した市長も太鼓判 JAちば東葛2025年3月31日
-
三鷹キウイワイン 市内のキウイ使った特産品 JA東京むさし2025年3月31日
-
地域の営農継続へ JA全国相続相談・資産支援協議会を設置 JA全中2025年3月31日
-
中央支所担い手・若手農業者研修会を開く JA鶴岡2025年3月31日
-
全国の農家へ感謝と応援 CM「Voice」フルバージョン配信開始 JA全農2025年3月31日
-
セメント工場排ガスから分離・回収した二酸化炭素の施設園芸用途 利用へ取組開始 JA全農2025年3月31日
-
カナダで開催の世界男子カーリング選手権 日本代表チームの食事をサポート JA全農2025年3月31日
-
JA鶴岡「もんとあ~る」dポイント加盟店に 4月1日からサービス開始2025年3月31日
-
JA全中「健康経営優良法人2025」に認定2025年3月31日
-
「佐賀牛 生誕40周年記念キャンペーン」開催中 数量限定40%OFF JAタウン2025年3月31日