「味の匠応援プロジェクト」WEB審査通過の3グループ決定 農水省2020年11月20日
地域の農林水産物や食文化の魅力を活かした産品を発掘するコンテスト「フード・アクション・ニッポンアワード」と同時開催で、新たな取り組みとして「味の匠応援プロジェクト」が行われ、応募総数45グループの中からWEB審査で通過の3グループが決まった。
「味の匠応援プロジェクト」は、地域と料理人がワンチームとなって新たな食の一歩を支援する取り組み。相互のパートナーシップの形成により、新たなビジネスチャンスを後押しすることをめざしている。同プロジェクトでは、「地域の人の誇りにつながる、新たなメニュー・産品の活用」をテーマに、地域の食材を活用した新たなメニュー・商品を開発する取組(アイデア)を8月24日から募集し、全国から45グループが応募。各地の可能性を秘めた食材の産品者とシェフのこれまでの経験を生かし、新しい食を生み出そうと意欲の高いチームの応募が多くみられた。
審査は10月30日、(株)食文化取締役の井上真一氏、カフェ・カンパニー(株)代表取締役社長の楠本修二郎氏、農林水産省食料産業局産業連携課長髙橋広道氏ら審査委員に対しオンラインで、プレゼンテーションを行い、(株)MENEXの岡部統行氏らの「海と森のマリアージュ~再会~」と、さいたまヨーロッパ研究会北康信氏らの「規格外のさいたまヨーロッパ野菜を使った、季節のミネストローネベース(春・夏・秋・冬)」、ドゥークー(株)の土屋彰吾氏らによる「碧醸造2代目」の3グループが特別賞に選ばれた。
受賞グループは、試作品制作と一般消費者対象の試食会を行い、その模様を事務局が動画撮影し、実販売に向けてプロモーションに活用できるプロジェクト動画を制作する。選ばれた3グループの表彰は、2021年1月26日に実施する「フード・アクション・ニッポンアワード2020」表彰式内で表彰する。
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