オランダの一部区域からの生きた家きん等の一時輸入を停止 農水省2020年12月9日
農林水産省は12月3日と8日、オランダの一部区域からの生きた家きん等の一時輸入を停止した。
オランダ家畜衛生当局は、北ホラント州の裏庭家きん農場と南ホラント州の家きん飼養農場で、高病原性鳥インフルエンザ(H5N8亜型)の発生を確認した。
これに先立ち同国では、ヘルダーラント州、フローニンゲン州、フリースラント州とユトレヒト州で、高病原性鳥インフルエンザ(H5N8亜型)の発生が6事例確認されており、農水省は10月30日、11月6日、12日、17日と24日付けで、オランダ家畜衛生当局が定める家畜衛生単位20区域のうち、発生地域と制限地域を含む、第1、3、7、8、9、10、11、12、13及び18番の区域からの一時輸入を停止している。
今回オランダでの新たな発生に関する情報提供を受け、農水省は同病の日本への侵入を防止するため、新たに第2番の区域(12月3日付)と第14番の区域(12月8日付)から輸入される家きんの初生ひなとび種卵、液卵の輸入を一時停止した。
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