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化学農薬不使用 ミツバチ受粉のイチゴ摘み・量り売り実施 山田養蜂場2020年12月17日

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山田養蜂場のグループ会社で観光施設「山田みつばち農園」(岡山県苫田郡鏡野町)は、2021年1月5日から「摘み採りイチゴの量り売り」を始める。6品種のイチゴを栽培するハウス内で好きなイチゴを摘んでの量り売り。感染防止対策のため、恒例の食べ放題企画は行わないが、購入したイチゴはカフェスペースで食べることができる。

ハウス内ではミツバチが花粉を集めるために飛んでいるハウス内ではミツバチが花粉を集めるために飛んでいる

同園で栽培しているイチゴの品種は、「おいCベリー」「かおりの」「紅ほっぺ」「やよいひめ」「桃薫」で、新たに「かなみひめ」が加わった。

イチゴは無農薬で栽培するのが最も難しいと言われるが、同園では化学農薬を一切使わずに育てている。2020年7月に、山口県の食品環境検査センターで300項目の農薬検査をしたところ、同園のイチゴは全ての項目で「不検出」という結果が出ており、第三者機関でも残留農薬が検出されなかったことが証明されている。

イチゴなどの作物や、自然界の草木の多くは、ミツバチが行う花粉媒介(ポリネーション)によって受粉し、果実を実らせる。特にイチゴを栽培するビニールハウス内では、受粉作業を行うミツバチの働きが欠かせない。同園では、自然環境におけるミツバチの働きを学びながら、イチゴの摘み採りを楽しめる。

◎「山田みつばち農園摘み採りイチゴの量り売り」概要
開催期間:2021年1月5日~5月下旬予定
営業時間:午前10時~午後5時(最終受付時間:午後4時)
休園日:木曜日、年末年始(12月30日~1月3日)※木曜日が祝日の場合は、通常通り営業
予約・問い合せ:(電話)0868-54-5515

ミツバチの花粉媒介によって実ったイチゴミツバチの花粉媒介によって実ったイチゴ

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