新型コロナ影響で食事代▲8.2%、飲酒代▲57.4%-総務省 家計調査2021年1月21日
総務省は家計調査結果をもとに、新型コロナウイルス感染症で消費行動に大きな影響が出た品目の動向をまとめている。
1月8日に公表した11月の消費行動をみると、食料のうち食事代は対前年同月比で▲8.2%、飲酒代は▲57.4%となった。食事代については10月は+0.7%とわずかだが、前年同月比プラスだったが、11月はマイナスに転じた。
その一方、チューハイ・カクテルの購入代は+25.9%だった。また、即席麺が+13.4%、冷凍調理食品は+18.9%などとなっている。
そのほか、ウェットティッシュなど家事用消耗品は+23.2%、マスク・ガーゼを含む保健用消耗品は+76.3%となった。
一方、鉄道運賃は▲51.8%、バス代は▲44.9%と交通費は大きく減少。教育娯楽ではゲームソフトは+24.9%だが、文化施設入場料は▲23.4%となった。口紅の支出も▲38.4%。
在宅勤務などによるや巣ごもり需要や、外出自粛による影響が浮き彫りになっている。
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