千葉県で8例目 農水省 現地対策本部設置-鳥インフル多発で2021年2月8日
2月4日から8日にかけて千葉県で高病原性鳥インフルエンザが4事例続発したことから、農林水産省は8日、関東農政局千葉県拠点に農林水産省鳥インフルエンザ現地防疫対策本部を設置すると発表した。
4日に国内42例目、千葉県で今シーズン5例目が匝瑳市で発生したのに続き、6日は旭市の養鶏場で発生した(国内43例目)。採卵鶏農場で約42万羽を飼養していた。
さらに7日は多古町の採卵鶏で発生(国内44例目)、約115万羽を飼養していた。また、8日は匝瑳市の採卵鶏農場で発生が確認された(国内46例目)。約25.6万羽が飼養されている。
いずれも移動制限区域内の発生事例ではないが、3km~10kmの搬限制限区域の一部が重なる位置関係にある隣接地域での発生であることから、農林水産省は多発型の高病原性鳥インフルエンザの発生が確認されたとして、現地防疫対策本部を設置した。4事例の飼養羽数は合計約200万羽となる。同本部は千葉県と緊密な連携を図り、防疫措置の徹底を行う。本部長は伏見啓二大臣官房審議官(兼消費・安全局)が務める。
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