鳥インフル 徳島県で2例目が発生2021年2月9日
農林水産省は2月9日、徳島県美馬市の養鶏場で同県で今シーズン2例目となる高病原性鳥インフルエンザの擬似患畜が確認されたと発表した。国内で47例目となる。
農場では肉用鶏約8000羽を飼養していた。8日に死亡鶏が増加したことから簡易検査を実施したところ陽性が確認された。9日の遺伝子検査の結果、H5亜型であり、高病原性鳥インフルエンザであることが確認された。
徳島県によると農場から半径3km以内の移動制限区域には20農場があるが、うち現在は9農場は空舎で飼養羽数は計約23万羽だという。また、3kmから10km以内の搬出制限区域内には77農場あるが、うち現在は24農場が空舎で、計約128万羽飼養されている。
徳島県では昨年12月19日の阿波市での今シーズン1例目(国内29例目)以来の発生となる。
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