「やまがたの棚田カード」リニューアル 県内17地区で配布開始 山形県2021年3月2日
山形県は、「やまがたの棚田カード」をリニューアルし、4月から県内17地区で配布する。9月9日~10日に山形県大蔵村で開かれる全国棚田(千枚田)サミットにあわせたリニューアルで、既存の15地区の棚田カードに新たな2地区を追加。2019年から配布されている全国棚田カード「棚田に恋」のデザイン仕様となる。

山形県では、2008年2月に「やまがたの棚田20選」を選定し、棚田保全の取り組みや地域活動などについて普及・啓発を行う一環として「やまがたの棚田カード」を作った。実際に現地を訪れる際のきっかけづくりや新たなファンづくりを目的として作成され、表面に棚田の美しい景観を切り取った写真を、裏面には田んぼの枚数(面積)や傾斜などの情報など思わず「へぇ~」と言いたくなる「棚田のなりたち」を掲載している。
棚田は、山の斜面や谷間の傾斜地に階段状に作られた水田。高所や盆地で生まれる気温差と山から流れる自然水の恵みを受け、天日干しや減農薬など地元の方が手塩にかけた棚田米が育つ。県内では農作業の体験も行っており、田植えや稲刈り体験が行えるイベントを開催している。

棚田カードは、公民館や直売所等の棚田周辺施設で配布。山形県のホームページまたはパンフレットに記載の棚田カード配布施設で受け取れる。現在の棚田カードは、2022年3月までの1年間に限り、リニューアル後の棚田カードと並行して配布する。在庫無くなり次第配布終了。
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