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コロナ禍の影響じわり 国民の食生活に変化――JCAが消費行動を調査2021年3月30日

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新型コロナウイルス感染症の拡大は、国民の食生活に一定の変化を与えていることが日本協同組合連携機構(JCA)の調査で分かった。自宅で料理する回数や、保存食品を利用する機会が増えている。「農畜産物等の消費行動に関する調査結果」としてまとめ、3月26日発表した。

コロナ禍の影響じわり 国民の食生活に変化――JCAが消費行動を調査

自宅での料理増える

JCAの調査によると、自宅で料理する回数は、トータルで72.1%が「変わらない」と回答する一方で、「週に2回以上増えた」が7.2%、「増えたが、週に1回未満」が4.1%あり、『増えた』という回答が合計で26.6%あった。特に『増えた』は既婚女性は31.4%、独身女性29.5%と高い。スーパーやデパ地下、コンビニなどの惣菜や弁当の購入回数は、トータルで7割が「変わらない」と回答しているが、『増えた』が16.1%、『減った』が14.7%だった。

調査は2020(令和2)年8月末~9月初旬に実施したもので、いったん新型コロナウイルスの拡大が落ち着いたころであり、7割の人に変化がなく、残り3割が惣菜や弁当を買う回数が増えた人もいれば、逆に、自宅で料理するため購入が減った人もいることを示している。一方、デリバリー(宅配)の利用回数は、8割が「変わらない」としているが、「増えた」が9.6%で、「減った」が8.9%となっており、コロナ禍が微妙な影響を与えていると推測される。

また、自宅の保存食品に関しては、いずれも品目も「変わらない」が7~8割を占めるが、『保存量が増えた』(「3割以上」プラス「3割以下」)は、インスタント食品が24.9%、米・小麦粉・乾麺が23.6%、肉類23.0%だった。保存への関心では、いずれも品目も既婚女性が高い。

米は1700~2000円

このほか、品目別消費行動では、米の価格について、100円以内の値上げでは購入する米のランクも量も変わらないが、301円を超えるとランクを落とすとしている。ご飯のおいしさの決め手は生産段階では品種、流通段階では精米してからの期間、炊飯方法では炊飯する器具が最も多かった。ただ、購入時のこだわりは価格で、5キロ当たり1700~2000円未満が約2割で最も多かった。

野菜・果物は、半数以上の人が毎日野菜を摂っており、特に既婚女性が多い。果物は4分の1が毎日摂っているが、食べない傾向が強まっている。主な購入先はスーパーが圧倒的に多いが、2020年度はコンビニが伸びている。コロナ禍で外出を控えたことが要因と考えられる。野菜は8割、果実は7割が「主に国産を買う」と回答している。

畜産物は、牛乳(成分無調整)が「比較的好き」とする人が6割を超える。家庭で特産物を週の過半食べる(「毎日」プラス「週の半分以上」)人が、牛肉(5.8%)より豚肉(15.9%)、鶏肉(12.0%)が多く、魚貝類は21.4%、卵は56.3%だった。比較的価格の高い牛肉は控えているものとみられる。牛肉・豚肉・鶏肉の2017年からのトレンドをみると、「主に国産を買う」比率が低下傾向にあるが、牛肉・豚肉では持ち直しの傾向がみられる。なおこの調査は、全国のインターネットモニター会員2159人を対象に実施した。

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