「農薬は周りに配慮し正しく使用」農薬危害防止運動実施 農水省2021年4月28日
農林水産省は6月1日~8月31日、農薬の安全な使用を呼びかける「農薬危害防止運動」を実施。農薬の使用に伴う事故や被害を防止するため、厚生労働省、環境省などと共同で、農薬の安全で適正な使用や保管管理、環境に配慮した農薬の使用などを推進する。
「農薬危害防止運動」は、農薬の使用に伴う人や家畜への危害を防止するため、農薬を使う機会が増える6月から8月に実施。令和3年度は、「農薬は周りに配慮し正しく使用」をテーマに行われる。
実施事項は、(1)農薬及びその取扱いに関する正しい知識の普及啓発、(2)農薬による事故を防止するための指導、(3)農薬の適正使用等についての指導、(4)農薬の適正販売についての指導、(5)有用生物や水質への影響低減のための関係者の連携の5項目。また、近年継続して農薬の使用に伴う事故・被害等が発生していることから、重点項目として(1)農薬ラベルによる使用基準の確認と使用履歴の記帳、(2)土壌くん蒸剤を使用した後の適切な管理、(3)住宅地等で農薬を使用する際の周辺への配慮及び飛散防止対策、(4)誤飲を防ぐため、施錠された場所に保管するなど、保管管の4項目についての徹底して指導する。
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