新規就農施策で検討会を設置-農水省2021年5月19日
農林水産省は新規就農施策の検討を行うため「農業人材の確保に向けた検討会」を設置し、第1回検討会を5月21日に開く。
2020年農林業センサスでは49歳以下の農業従事者は22.7万人で5年間で8.5万人減少した。
新規就農者数は2014年から4年続けて2万人を超えるなど一定程度確保してきたが、センサス結果が示したのは新規就農者が定着して農業を続けること。このため農水省は多様な若者を農業に呼び込み新規就農者を飛躍的に増やして定着させていくことが「待ったなしの課題」だとして対策を抜本的にてこ入れするため検討会を立ち上げ、幅広く意見を聞いていく。
第1回は秋元里奈ビビッドガーデン代表取締役社長、加藤百合子エムスクエア・ラボ代表取締役、西田裕紀LifeLab代表取締役、諸藤貴志アグリメディア代表取締役からヒアリングを実施する。新規就農希望者のマッチングサイトや、産直ビジネスなどの経営人から意見を聞く。
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