これからの林業の可能性を提示 令和2年度森林・林業白書を公表 農水省2021年6月2日
農林水産省は6月1日、「令和2年度森林・林業白書」を公表。森林資源と林業経営の持続性を確保した、これからの林業の可能性を提示している。
森林・林業白書は、森林・林業基本法に基づき、政府が毎年作成して国会に提出するもので、森林・林業の動向と政府の施策について記述している。「令和2年度森林・林業白書」は、特集として「森林を活かす持続的な林業経営」を取り上げ、収益性向上や人材の確保・育成等の林業経営体の取組を整理し、将来的な収支構造試算など今後の林業経営の可能性を提示。それぞれの林業経営体が森林と経営の持続性を高めながら成長・発展していくことを期待している。また、特集の二つ目として「新型コロナウイルス感染症」を取り上げ、木材需要動向の変化や林業・木材産業への影響を整理するとともに、「新しい生活様式」に対応した新たな事業展開の動きなどを紹介している。
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