データベース「うちの郷土料理」新たに17県492品目を追加 農水省2021年6月7日
農林水産省は6月4日、地域固有の多様な食文化を保護・継承していくために情報発信している都道府県別・郷土料理のデータベース「うちの郷土料理~次世代に伝えたい大切な味~」に新たに17県492品目の情報を追加した。
2013年に「和食;日本人の伝統的な食文化」がユネスコ無形文化遺産に登録されたが、食の多様化や家庭環境の変化等を背景に、地域固有の多様な食文化を受け継ぎ伝えることが課題となっている。
同省は、全国各地の郷土料理を次世代に継承していくことを目的に、2019年度からデータベース「うちの郷土料理~次世代に伝えたい大切な味~」を公開。今回、17県の郷土料理492品目の情報を追加し、公開済みの情報と合わせて掲載情報は27道府県786品目となった。
郷土料理の情報に加え、「AREA STORIES(エリアストーリーズ)」として、地域の風土や食文化に関する情報を、動画も交えて掲載しており、2021年度末までに47都道府県の情報掲載を完了する予定。今回追加したのは、青森県、宮城県、千葉県、山梨県、長野県、新潟県、福井県、三重県、滋賀県、奈良県、和歌山県、鳥取県、香川県、愛媛県、福岡県、熊本県、宮崎県の17県。
「うちの郷土料理」は、郷土料理の伝承地域や使用食材、歴史・由来・関連行事、食習の機会や時季、保存・継承の取組などを「知る」ことができ、掲載レシピの一部となる101品目は、調理動画を参考に「作る」ことができる。また、郷土料理の画像を、ダウンロードして「活用する」ことができる。活用の際は、事前に農林水産省Webサイト「リンクについて・著作権」を確認し、ルールへの同意が必要。
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