農水省が組織再編 輸出環境を重視 輸出・国際、農産、畜産3局を設置2021年6月30日
農林水産省は7月1日、組織再編し、新たに「輸出・国際局」「農産局」、「畜産局」が発足する。
輸出関連施策を直接実行し、対外関係や国際協力などの業務を一元的に調整するのが「輸出・国際局」。貿易協定など国際交渉などを担っていた大臣官房の国際部と食料産業局の輸出担当部署を統合した。同局は6課体制。
耕種農業の高収益化を進めるために米、麦、大豆など園芸作物を一体で担当するのが「農産局」。
農産政策部長ほか9課体制。
輸出拡大の主力を担う畜産分野について生産基盤の強化を推進する「畜産局」は7課体制。
このほか食に関する新事業の創出や食品産業の振興など専門的に担当する「大臣官房新事業・食品産業部」を設置する。
同部長のもと4課体制とする。
そのほか環境政策やみどりの食料システム戦略の具体化を進める環境バイオマス政策課を大臣官房に新設する。
今回の組織再編では食料産業局がなくなり、畜産部が畜産局へ復活したかっこうだ。
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