日本のGI産品 東根さくらんぼと市田柿がタイとベトナムで登録 農水省2021年7月1日
農林水産省は6月30日、タイとベトナムで日本の地理的表示(GI)産品の登録が行われたことを発表。山形県の東根さくらんぼがタイで、長野県の市田柿がベトナムで新たに登録された。
地理的表示(GI)保護制度は、地域で長年育まれた特別な生産方法によって、高い品質や評価を獲得している農林水産物・食品の名称を品質の基準とともに国に登録し、知的財産として保護する制度。世界100か国を超える国や地域でGI保護制度が運用されている。
農水省は、2017年からタイ王国商務省(知的財産局)とベトナム社会主義共和国科学・技術省(知的財産庁)との間で、協力覚書(MOC)などに基づきGIの相互保護に向けた協力を進め、その一環として各国のGI保護制度に自国の産品を申請して登録を行う協力事業に取り組んでいる。
タイとのGI相互保護申請協力事業では、4月27日に東根さくらんぼ(山形県)が1例目として登録された。なお、タイのGI制度では登録の効力が申請日に遡及するため、保護開始日は2019年1月21日となる。
また、ベトナムとの同協力事業では、鹿児島黒牛(鹿児島県)に続く2例目となる、市田柿(長野県)が6月14日に登録された。日本においてはベトナムの産品「ルックガン ライチ」(バックジャン省ルックガン県)が3月12日に登録されている。
重要な記事
最新の記事
-
持続可能な食と農へ 農中と農研機構が協定2025年4月23日
-
将来受け手のない農地 約3割 地域計画で判明2025年4月23日
-
ふたつの「米騒動」【小松泰信・地方の眼力】2025年4月23日
-
鳥インフル対策 大規模養鶏は分割管理を 農水省2025年4月23日
-
米の生産目安見直し 1.7万トン増産へ 北海道2025年4月23日
-
県内国公立大学の新入学生を秋田県産米「サキホコレ」で応援 JA全農あきた2025年4月23日
-
「岐阜えだまめ」の出荷始まる 初出荷は80kg、11月までに700t出荷へ JA全農ぎふ2025年4月23日
-
いわて純情米消費拡大月間がキックオフ JR盛岡駅前でおにぎり配布 JA全農いわて2025年4月23日
-
2025いわて純情むすめ大募集 純情産地いわての魅力を全国に伝える JA全農いわて2025年4月23日
-
【JA人事】JA常総ひかり(茨城県) 堤隆組合長を再任2025年4月23日
-
食べ物への愛と支える人々への感謝込め ニッポンエールからグミ、フルーツチョコ、ドライフルーツ詰め合わせ 全国農協食品株式会社2025年4月23日
-
カレー、ラーメンからスイーツまで 「鳥取の魅力」詰め合わせ JA鳥取中央会2025年4月23日
-
大自然から生まれたクリームチーズ 昔ながらの手作り飴に 蔵王酪農センター2025年4月23日
-
千葉県柏市「柏市公設市場」一般開放デー開催 市内JAが初出店2025年4月23日
-
新茶の季節に「お茶フェア」産地直送通販サイト「JAタウン」で初開催2025年4月23日
-
緑茶用品種「せいめい」全ゲノム配列を解読 多型情報解析を可能に 農研機構2025年4月23日
-
AIとIoT、新規センサを活用 スマート畜産排水処理技術を開発 農研機構2025年4月23日
-
「サツマイモ基腐病を防除する苗床の土壌還元消毒SOP」第2版を公開 農研機構2025年4月23日
-
第11回京都市場伊賀産肉牛枝肉研修会開く 伊賀産肉牛生産振興協議会2025年4月23日
-
充実の装備と使い勝手の良さで計量作業を効率化 農家向け計量器2機種を発売 サタケ2025年4月23日