肉用牛4万9000頭増 乳用牛4000頭増-畜産統計 農水省公表2021年7月14日
農水省が7月9日に公表した畜産統計(令和3年2月1日現在)によると乳用牛、肉用牛、豚の飼養頭数はいずれも前年より増えた。
乳用牛は135万6000頭で前年にくらべ4000頭(0.3%)増えた。一方、飼養戸数は1万3900戸で前年にくらべ500戸(3.5%)減少した。
その結果、1戸当たりの飼養頭数は前年の93.6頭から97.6頭に増えた。2018年には84.6頭だった。
肉用牛の飼養頭数は260万4000頭で前年にくらべ4万9000頭(1.9%)増えた。一方、飼養戸数は前年にくらべ1800戸(4.1%)減少し4万2100戸となった。
その結果、1戸あたりの飼養頭数は前年の58.2頭から61.9頭へと増えた。2018年には52.0頭だった。
豚の飼養戸数は前回(2018年)に470戸(10.9%)減少し3850戸。飼養頭数は929万頭で前回にくらべて13万4000頭(1.5%)増えた。1戸あたりの飼養頭数は2413頭となった。
採卵鶏の飼養戸数は1880戸で前回より240戸(11.3%)減少した。飼養羽数は1億8091万8000羽で前回に比べ145万羽(0.8%)減少した。
このうち6か月以上の成鶏雌は1億4069万7000羽で前回に比べ109万5000羽(0.8%)減少した。1戸あたりの成鶏雌飼養羽数は7万4800羽となった。
ブロイラーの飼養戸数は2160戸で前回にくらべ90戸(4.0%)減少した。飼養羽数は1億3965万8000羽で前回に比べ143万羽(1.0%)増えた。1戸当たりの飼養羽数は6万4700羽となった。
出荷戸数は2190戸で前回に比べ70戸(3.1%)減少した。出荷羽数は7億1383万4000羽で前回に比べ1849万9000羽(2.7%)増加した。1戸当たりの出荷羽数は32万6000羽。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(119) -改正食料・農業・農村基本法(5)-2024年11月23日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践 (36) 【防除学習帖】第275回2024年11月23日
-
農薬の正しい使い方(9)【今さら聞けない営農情報】第275回2024年11月23日
-
コメ作りを担うイタリア女性【イタリア通信】2024年11月23日
-
新しい内閣に期待する【原田 康・目明き千人】2024年11月23日
-
基本法施行後初の予算増確保へ JAグループ基本農政確立全国大会に4000人 生産者から切実な訴え2024年11月22日
-
「適正な価格形成」国関与で実効的に JA群馬中央会・林会長の意見表明 基本農政確立全国大会2024年11月22日
-
JAグループ重点要望実現に全力 森山自民党幹事長が表明 基本農政確立全国大会2024年11月22日
-
農林水産省 エン・ジャパンで「総合職」の公募開始2024年11月22日
-
鳥インフル 米モンタナ州、ワシントン州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2024年11月22日
-
鳥インフル オランダからの生きた家きん等 輸入を一時停止 農水省2024年11月22日
-
11月29日「ノウフクの日」に制定 全国でイベント開催 農水省2024年11月22日
-
(411)「豚ホテル」の異なるベクトル【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年11月22日
-
名産品のキャベツを身近に「キャベツ狩り選手権」開催 JA遠州中央2024年11月22日
-
無人で水田抑草「アイガモロボ」NEWGREENと資本業務提携 JA三井リース2024年11月22日
-
みのるダイニング名古屋店開業2周年「松阪牛ステーキ定食」特別価格で提供 JA全農2024年11月22日
-
【スマート農業の風】農業アプリと地図データと筆ポリゴン・eMAFF農地ナビ2024年11月22日
-
自動運転とコスト【消費者の目・花ちゃん】2024年11月22日
-
イチゴ優良苗の大量培養技術 埼玉農業大賞「革新的農業技術部門」で大賞受賞 第一実業2024年11月22日
-
「AGRIST Aiサミット 2024」産官学金オープンイノベーションで開催2024年11月22日